接客業はつらいよ! 人生はチキンレース! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

セブ島の屋台に日本のクレーマーが来た話

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こんにちは、セブ島で屋台をしている、かんどーです。

私こちらに来て屋台で接客をしていて嫌な気持ちになったことって基本無いのですが、一度だけありました。その翌日は接客ができなくなったことを昨日の事のように覚えています。もう二か月以上前のことですね。


お客さんは日本人の方でした。日本人の方はよく来るのですが、大体楽しいおしゃべりをしたり情報交換をしたり、常連さんになってくれたり、そういうことばかりでした。だから私も屋台で日本人と思わしき方を見かけたら積極的に声をかけていました。向こうも日本語での会話に飢えていることもありましたし、日本人が屋台をやっていることが珍しいようで、たくさん質問してくれたりそんな感じで終始和やかでした。

しかしそのお客さんは「日本人?」と聞いてきて私が「そうですよ」と答えると、

「へえ~女の子がやってできちゃうんだったら超楽勝なんだろうね」
「楽しそうでいいね~、みんな日本で一生懸命働いてるのにラクな仕事選んだんだね」
「ねえ儲かってんの?」

こう続けてきました。


あ、無理。

そう判断したわたしは笑顔の無視をかましました。英語でスタッフに軽く話しかけ、隣の屋台のジャンさんに話しかけ、目の前で立ち止まったフィリピン人のお客さんと話しました。定期的にその日本人の顔を見ていたので完全な無視ではなく「去れ」のメッセージでした。

「買ってほしくないの?」と聞かれたので「Up to you!」と明るく言い、「日本語だとなんていうんですかね……えーっと……」とボケていました。その日本人は結局買わずに立ち去りました。

「ほんっとに楽してるなー! 日本でやってけないから来てんだろな!」という捨て台詞を残して。。

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おそらくですが、社員旅行で来たような方だったと思います。特に来たかったわけでもなく、仕方なく来ましたというような。まったく近隣の情報の話をしなかったですし、質問もほとんど(儲かってんの? と買ってほしくないの? 以外は)されなかったです。

この日はきつかったですね。久しぶりに体に毒がたまった感覚になりました。同時に日本の接客業でつらかったことは何だったのかをすべて思い出し、深夜に帰宅してもまったく眠れませんでした。

久しぶりに嫌なお酒を飲んだことをよく覚えています。翌日は朝からお店に行ってひたすら掃除をして塩まきました。


私、こっち(セブ島)で多少の理不尽があっても大丈夫なんですよ。紙の契約書じゃないとダメとか、毎月これやらなきゃダメとか、配達を頼んでも時間通り来ないとか全然平気です。とはいえ何時に来るかわからないものを待っているのは性に合わないので、基本自分で取りに行くようにしています。洗濯物もランドリーに出すと安いのですが、初めて出したときに「紛失」されてしまいその日に受け取れなかったので、結局その1度きりでランドリーを使うことはなく、部屋で手洗いしています。自給自足みたいな感じ。

ただ、接客だけは自分でお客さんを選べないんですよね。だからこういう小さなことがストレスとして残る。


このことを相談した人からは「もう日本語話すのやめたら?」と言われました。


確かにそうです。基本英語だけで喋っていれば、日本人と思われずに済みます。しかしなんだか悲しくないですか。せっかく異国の地で日本人として頑張っているのに、同じ日本人に話しかけられたくないから日本語を話さない、なんて。

もう一度あのようなお客が来たら考えますが、とりあえず今は普通に日本語も話すようにしています。とりあえず、日本でまた接客業ができるかどうか自信がなくなりました。


そして、あの方には日本を出ないでほしいです。


あれは日本の恥そのものです。海外へ行ってもまったく英語を話さず、自分の言いたいことだけを言って相手を不快にする。尊重も傾聴もまったくできない人でした。あんなのが日本人だと思われたらこちらが迷惑です。

頼むからああいうのを飼っている会社は、社員旅行は国内にしてください。

海外に出さないで!



現場からは以上です。