接客業はつらいよ! あけすけビッチかんどー日記!

昭和のメスの生き残りとして、ぎりぎりまで足掻く35過ぎ、おんな盛り。特技は人を愛することです。継続性はございません。

スポーツクラブのシュールすぎる一角

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わたしはスポーツクラブに通っている。スタジオで行われる「グループパワー」というバーベルを上げ下げする、きっついプログラムに参加するために。結構人気のあるプログラムのため、夜のクラスはスタジオがびっしり埋まることもある。

 

それに出たあと、マシンで走ったり筋トレをもう少ししたり、気分次第で好きに過ごして帰宅する。(諸事情により更衣室に滞在する時間は最短にしている、一応記事貼っとく)

 

www.kandosaori.com

 

 

すべてのトレーニングが終わったあと、汗ばむ体で何よりもまず求めるのはプロテインだ。自宅から持ってきているプロテインの粉をシェーカーに入れ、スポーツクラブにある給水機で水を入れてシェイクして飲む。ジム併設の給水機や、休憩所の給水機は、夏場はいつも混んでいて、並ばなくてはならない。なのでわたしは穴場のようにぽつんと置いてある給水機のところに行ってプロテインをシェイクする。

 

まあ同じようなことを考えている人はいるもので、その給水機の周りには「絶賛プロテイン摂取中」な男たちが1人~2人いる。みんなそこで水を汲み、プロテインを摂取しているのだ。

 

汗ばむ肩にタオルをかけ、短髪からぽたぽたと汗を垂らしながら、飲みにくそうにプロテインを体に取り込んでいる男。眼鏡の奥に闘志をたぎらせて一気にプロテインを飲み下す男。車にガソリンを入れるがごとく淡々と定量のプロテインを飲み下していく男。

 

 

シュールすぎる光景だ。

 

 

今までわたしはプロテインを摂取していなかったので(帰宅してサラダチキン食べてた)、この場所で給水することもなかったし、こんな男たちの場があることも知らなかった。そもそもなぜみんな無言なのだ。

 

少し年齢の行った男性会員がその場にいれば、挨拶をすることもあるし、全体の空気がやわらかいこともある。しかし高確率で、淡々とバイクにガソリンを入れるガソリンスタンドみたいになっている。

 

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腹筋を割ろうと決めてから、たったそれだけのことなのに、いろいろ世界が違って見えることに気が付いた。世界はこんなにも面白い。

 

世界中を旅して、世界中のシュールな景色を写真に撮ってみんなに見せたい。世の中ってこんなに面白いんだってたくさんの人に知ってほしい。

 

 

くだらなすぎることで一生懸命になる人が、外国だと当たり前にいる。仕事漬けになっていないぶん、脳に余白があって、その余白で面白いこと考えてはアウトプットしてる芸人みたいな人もいる。まじめにボケてくる。目が真剣なのでおかしくて仕方がない。

 

留学していたとき、学食で料理をつくってくれる人の一人が、流れてくるBGMに合わせて歌ったり踊ったりしていた。そんなの普通の光景だ。あるとき、歌の調子が良かったのか、料理の手を完全に止めて、歌の世界へ入り込んでしまう瞬間をわたしは見た。ただ流れてる音楽に合わせて歌っているだけなのに、完全に別世界に飛んでいった彼。彼はしばらく戻ってこなかった。わたしは目を見開いて笑った顔のまま、ただその彼が飛び立っていく姿をずっと見ていた。