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接客業はつらいよ! かんどーのよもやま日記!

趣味はスポーツクラブでグループパワーに参加することと走ることです。仕事は接客業です。しばらく下ネタは封印します。

教育熱心な母親になるつもりだったけど、やめようと思う




こんにちは、高齢出産確定のかんどーです。
そもそも出産自体、人生で経験できるかわかんない。


そんなわたしだけど、今までよくイメージしていたことがある。それは、子育て。


わたしは自分が教育熱心なママになるイメージを漠然と持っていた。どうせ生きるんなら選択肢の多い人生を歩ませてあげたいし、仕事だって、やるんなら大きな仕事をしてほしいって思ってた。

それが子どもの幸せだと思って、疑わなかった。

絶対塾に通わせるつもりだった。成績はクラスで5番以内に絶対入って、地域で一番いい高校に行って、わたしでも知ってる大学(東大とか)に受からせるつもりだった。



★★★



きのう、都内で遅めのお昼ごはんを食べた。食欲があまりなかったのでおそばにした。午後15時を回っていたので、店内はガラガラ。近くの席に、お母さんと小学生くらいの男の子がいた。

静かな店内なので、聞きたくなくても親子の会話が聞こえてしまう。

お母さんはしきりに、「それで、Aクラスは何人なの?」「Bのクラスは男の子と女の子が何人ずつなの?」「Sは…」とずっとそんなことを子どもに問いかけてる。おそらく学習塾のクラス分けの話だろうと思った。


子どもはお母さんのマシンガンのような質問に辟易しているようだった。のどの奥から絞り出すような細い声で「うん…」とか言ってなかなか進まない箸を動かしてる。ごはんを美味しく食べる元気な子どもの姿はそこにはなかった。


その後もお母さんは「国語は家でやればいいから、まず…」「これだけはやっちゃいなさい」とずっと勉強の話をしている。お母さんはものすごくスタイルが良くて、化粧顔だった。スポーツクラブとか通ってなきゃつかない筋肉の付き方してたから、身なりに相当気を遣ってると思う。めちゃくちゃきれいなお母さんだった。


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…だけど、この人がわたしのお母さんだったらイヤだなと強く思った。


こんなに子どもを委縮させて、勉強勉強って押し付けて、元気のない子どもに対して自分だけ病的にハツラツとしてて…


わかってる。子どもを産んでも自分の時間がほしいよ。自分らしくありたいよ。産んだらお母さんっぽく所帯じみなきゃだめだなんて言わないよ。なのに…すごく矛盾した感情で、わたしはその女性に対して強い嫌悪を持った。「こんな母親は嫌だ」と。




わたしは自分の母のことを思い出した。


わたしの母は、育てにくい子どもであったはずのわたしを、結構自由に育ててくれていたんだなあって思った。


塾に行けともいわれなかったし、成績が悪くても高校まで出してもらった。短大は自分の意志で行くって決めて、実家を出てから勝手に行った。でもそれで良かった。働きながらでも行きたかった短大だったから、行ってちゃんと勉強したし。あのくらい追いつめられないと勉強なんてしなかったと思う。そこまで見越してくれてたとしたら、母はすごいと思った。



この歳になるまで、わたしは「カッコイイお母さん」「教育ママ」がいいって信じてた。でも、どこかでそれは違うって思ってる自分もいた。


もっと子どもを自由にさせてあげるほうがいいってぼんやり思ってた。この相反する考え方を突き詰めてこなかった。なんとなくぼんやりさせて、自分の意見を明確にしてこなかった。考えることから逃げてた。でも決めた。考えて、決めた。



わたしは、教育ママにはならない。


子どもの顔を見て、何がしたいのかを聞いて、こういう道もあるよ、こういうふうにするとこういう人生が拓けるのよって教える。だけど、決めるのは子ども。自分のしたいように生きてほしいと思う。それが高学歴につながる生き方じゃなかったとしても、子どもの目がキラキラ輝いているのがいい。全力で子どもをキラキラさせてあげる母親になりたい。


模範的お母さんにはなれないかもしれない。わたしはだらしないし、機嫌悪いときは八つ当たりだってするだろうし、仕事やめる気ないし。料理もきっと適当。近所付き合いもできる自信がない。


たまに自分の時間もちょうだいって言うと思う。スポーツクラブに行きたいとか言うと思う。わがままなお母さんだけど、できるときは精一杯目を見て話すから。


仕事やめないから、保育園に入ってもらう時間もほかの子より長いと思う。だけど、接するときはちゃんと目を見る。子どもの命が輝いているかどうかを自分の目で確かめて、わたしの命がある限り一緒に歩んでいきたい。



間違ったことをしたとしても、どうしてそうしたのか、まず理由をきいてあげたい。親ばかだと言われても、子どもの話を誰より聞いてあげて、最後まで信じてあげる母親になりたい。



すくすくと育っていってほしい。子どもの安全を何より考えて、子どもの中に意志がめばえるまで全力でサポートする。


子どもに自分の意志がきちんとめばえたら、そこからは子どもの人生。自分で決めなさいって言う。自分で決めたことならやり切れるって思うから。わたしは生き方のロールモデルを見せて、教えはするけれど、子どもの生き方を固定することはしない。自由に生きてね。



まだ出会えていないけど、きっと出会えると信じている、わが子。


どんな目をしているんだろう。ひねくれ者かな。そうだったとしても全力で愛していこうと思う。

早く会いたいな。まだ見ぬわが子を想像しているだけで、ちょっと優しい気持ちになれる、夜なのでした。

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