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接客業はつらいよ! かんどーのよもやま日記!

趣味はスポーツクラブでグループパワーに参加することと走ることです。仕事は接客業です。しばらく下ネタは封印します。

いくつになっても焦がれるような恋がしたい

小話・小ネタ

 

 
 
こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。
 


今日は、恋について書きます。
 
 
 

好きな人はいますか?   この人と絶対に結ばれたいという強い思いで好きな人、です。わたしは生涯で夫を含め三人の人を強く好きになりました。どうしてもこの人を手に入れたい、と強く思いました。時期はバラバラ。最初が25歳のとき、次が29歳、最後が夫で、30歳のときです。

 
 
おかしくなるほどに好きでした。寝てもさめてもその人のことばかり考えました。触れたことのないその手や肌の質感、温度さえ想像もつかない唇を懸命にイメージして目を閉じ、そこに触れたい触れたいと焦がれました。
 
 
思いがかなったのは夫を含め二人です。一人は思いが通じず、手すら触れることができないままでした。お情けで食事デートだけ一回付き合ってくれました。今でもその人のことは忘れられません。特別かっこいいわけでもない、だけどわたしにとっては特別な人。想いが届かなかったからこそ、思い出としてすごく鮮明に残る独特のしぐさや表情。未だに彼の温度さえわからない。
 
 
恋焦がれている瞬間は、不思議な時間の流れが発生します。


恋い焦がれているとき、脳内の年齢は一時的に少女に戻ります。夫に焦がれていた時はすでに三十路でしたが、気持ちは少女のままでした。不思議なものですね。さすがに無いと思いますが、もしこの先の人生でまた誰かに焦がれることがあったなら、いくつになっても少女の心に戻るのでしょうか。
 
 
わたしは、できれば夫にまた恋をしたい。今の安定した、ドライな夫婦のままじゃなくて、想い焦がれて、会えない時間も夫のことを想って、会えた時に駆け寄るような二人に戻りたい。


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男と女が夫婦の関係になってしまうと、どうしても恋ではない関係になります。自分を解放し過ぎてしまって女として見られなくなってしまうこともありますし、相手が出会った頃よりも太ったり老けたりして、なんだか恋する気持ちになれないのです。
 
 
そんなときに、ほかの恋をしようとするのは必然なんだなと思いました。不貞だのなんだのと言われているけど、夫婦になってもお互いに恋をし続けることがとても難しいということを、身をもって知りました。目の前に快楽が見えたら手を伸ばしてしまうのが人間。わたしは、ただの人間でした。
 
 
まだ、焦がれたいのです。
 
 
そんな自分に気づけたのはある女性との会話。彼女もまた人妻であり、わたしとおなじ種を心に持つ人です。わたしたち、心の中に危険な種があるよねと話をするたび、ふたりで妖しく笑います。でも、こうして女同士笑っていられるうちはまだ、取り返しのつかない場所からすごく遠いっていうことも、わたしたちは知っている。話をすることで、心を現実につなぎとめている。
 


わたしは、誰かを傷つけるような恋じゃなく、夫にもう一度恋がしたい。
 
 
そのために何ができるだろう。
 
 
 
二人で温泉に浸かってみようかな。
 
思い出のレストランにもう一度行ってみようかな。
 
心をこめたプレゼントを用意してみようかな。
 
 
 
夫がまたわたしに恋をしてくれるように、もう少し足掻いてみます。壊すのは一瞬だけど、積み重ねた恋や愛をもう一度鮮明に蘇らせられたら、その時こそわたしは本当の愛に触れられる気がするから。


わたしの中には、まだ激しくて熱い炎が燃え盛っている。ゆらゆらと心の中で揺れるその炎に、いつ身を任せようかともう一人の自分がわらう。しかしその炎に焼き尽くされたら、もうあたたかい笑顔に会えなくなることを知っているから、もう一人の自分を冷たい目で威嚇するように今日も生きている。


わたしは、頭がおかしいのかもしれない。

こんなことは夫にも相談できない。

わたしは毎日歳をとりながら、それでも少女の心が欲しくて焦がれたくて、答えの出ない考えをぐるぐると頭の中で掻き回す。

これからの人生でどんな物語が待ち受けているのか、自分のことなのにそれさえわからない。いつもぐちゃぐちゃの頭で、ほんのわずかに残った理性をつかって仕事をしたりまともな生活をなぞっている。


明日がどうなるかなんて、きっと誰にもわからない。


 
それじゃあ、また明日。
 
 
☆今日の過去記事☆
 
 
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