接客業はつらいよ! 人生はチキンレース! あけすけビッチかんどー日記!

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CASCADE 25周年記念ライブに行ってきて思ったこと

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CASCADEというバンドをご存じだろうか。


先に言っておくと、私はCASCADE25周年ライブに行ってきた。それはとても激しいライブで、前の方に行ったら押しつぶされるような勢いだし、頭を振るも激しい振り付けもありのロックバンドのライブである。参考までに、去年同じ場所で開催されたライブ動画を貼っておく。私はこのライブを前から4列目くらいの真ん中あたりで観てきたのだ。

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私は彼らが「えびす温泉」という勝ち抜きバンドバトル番組で王者になった瞬間をリアルタイムでテレビで見ていた。25年前だった。

番組で優勝したときは、いわゆる「キワモノ」枠であり、楽曲も歌詞があって無いようなパンクなものであり、ボーカルは暴れ、しかしベースラインはうねるように踊り、ギターは人の耳をくぎ付けにするフレーズを鳴らし続けていた。ドラムは無機質で当時にしては珍しいと感じた。

そんなCASCADEは一躍時の人となった。

デビューシングルは暴れん坊のボーカルに「きちんと」歌わせて、でもメロディアスな良さは残すような楽曲だった。私はちょっと残念だった。ステージで暴れるボーカルの姿はもう見られなくなった。


しかしヒットチャートに乗り続けることは彼らに別の力も与えた。テクノっぽい楽曲も彼らの持ち味になっていった。いい感じにヒットした曲はこれかな。「スーパーカー」。


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私が生で観た「ポップジャム」という番組の動画がそのまま残っていたのでこれも貼っておく。この曲は会場みんなで踊ってすごくおもしろかった。

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ここで一発逆戻りして、デビューのきっかけとなったテレビ番組「えびす温泉」に初登場した際のCASCADEの動画を貼る。私はこれを生で観ていて、「ええっ!?」と震えた。かっこよすぎたのである。

茨城の片田舎で私は「カスケード……」とつぶやいた。


彼らは飛ぶ鳥を落とす勢いで5週連続圧倒的に勝ち抜いた。勝ち抜き記念に番組内でライブをしたとき、ボーカルはマイクのケーブルに足を絡めて転倒したw
  

 

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とにかく歌詞が「kill me stop!」しかないのだw


しかし間奏のギターのフレーズを聴くとタダモノではない!! すべてが化け物だった。私は数年の間、ずっとCASCADEが大好きだった。東京に行ってライブを見たこともあった。


時は流れ、私は音楽業界に失望させられることになった。


つまらない大人になり、音楽のない世界に生きるようになった。それはそれでお金は稼げたし海外にも行けたし、ある意味良かったと思っている。しかし……


忘れているものがあるんじゃないだろうか。



そして私は先日、勇気を出して「CASCADE25周年記念ライブ」に行ってきた。

テレビや事務所が複雑に絡んでいた頃のCASCADEではなく、自由になったCASCADEがそこにいた。演奏はまぎれもなくCASCADEで、ベースはMAKKOが抜けた代わりに元「黒夢」の人時さんが弾いていた……えええ……人時さんじゃん!! もう驚きしかなかった。夢のようなステージが、大きすぎなくてボーカルのTAMAちゃんと目が合ってしまうような箱で魔法の夜が始まった。


デビューのきっかけになった曲や、ヒットした曲はやらなかった。ブームが去った後で地道につくってきた素晴らしい楽曲が連続で披露されていく。会場のボルテージは最高、私は汗だくになりながら前から4列目くらいのなかでもみくちゃになっていた。振り付けは全部覚えていたので(手を上げてちょっと動かすくらいだけどw)ずっとずっと手を振り続けていた。曲によってはジャンプしていた。タオルを振り回した。叫んだ。ライブ会場のなかの音のしずくの一粒に私もなれている気がして、音楽の一部になっている気持ちがした。汗をすごくかいていたけど、実はずっと泣いてた。音楽を聴くことのなかった10年間を取り戻せた気がした。CASCADEが、私を自由にしてくれた。


MCでギターのMASASHIが

「今日オレ、チェキいっぱい買ってきた!!」

的なことを言った。まさに手弁当だ。TAMAちゃんは

「25周年ありがとう(言葉につまる)」
「チェキとか買ってくれたら、これからも僕らずっと音楽活動できるから、買ってください。僕らも物販コーナーに立ちますんで、ぜひ立ち寄ってください!」

としっかり言ったし(私はかっこつけてこれを言わない人より、これをちゃんと言える人が好き!)、もう号泣しっぱなしだった。

TAMAちゃんは感極まっていたと思うけど、泣かずにこらえていた。ロックバンドだからな。ファンはこらえられずに泣いていた。素晴らしい時間だった。


彼らはライブで2度のアンコールにこたえ、物販に立ち、ファンと生の交流を行う。そして彼らなりの音楽活動を続ける。それはけして25年前に起こった奇跡の懐古やループではなく、しっかりと研磨されアップデートされ続けたCASCADEの姿だ。


私はこのライブハウスを号泣しながら後にして、帰り道で次の仙台公演のチケットを取った。前から2列目くらいにいけそうなくらい良い整理番号が出た。


私はCASCADEをこれからもずっと応援し続ける。私の中にはまだ懐古の感情が残っていて、懐古の感情が私を泣かせる。けれど彼らの音楽はきっちりアップデートされているから、常に新しい感動を私にくれると思うのだ。ずっと応援すればいい。荷物全部コインロッカーに入れて、手ぶらでタオルを振り回して、汗も涙もめちゃくちゃになってスニーカーで飛び跳ねたらいいのだ。


私はCASCADEが好きだ。


彼らのおかげで「ベスパ」というバイクの事も知れたし、今私がつくっている曲にかなり影響していると言ってもいい。


彼らは「元祖おしゃれ系」とも言われているw SUPER LOVERSなどのブランドとコラボもしていたし、私が音楽を聴かなかった時期にもいろんな活動をしていて、ファッション関係のコラボもあったらしい。厚底の靴を履いたメンバーを見ていると胸が熱くなる。

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音楽は、ゆったりと座って聴いても楽しいけど、CASCADEのライブのように飛び跳ねて我を忘れるのも悪くなかった。いや、めちゃくちゃ楽しかった! 今年一番楽しかった! 泣いた! 素敵だった! 時代を超えてると思った!


こんなに素敵なライブ会場に行けたことを私は幸せに思います。


次回もしっかり踊ってジャンプしてタオルを振り回そうと思います!


人生は一度きり。CASCADEを見る人生と見ない人生なら、私は見る人生を選ぶね。それだけだ。


また明日ね!