接客業はつらいよ! 人生はチキンレース! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

今の時代に合った「亭主関白」はアリだと思う話

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「亭主関白」という言葉はお嫌いでしょうか?

 

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私は大嫌いでした。男が外へ出て働き、女は家を守る、そういう時代に外から帰ってきた男が家の中で一番偉い態度を取る、それが「亭主関白」のイメージでした。

 

私の両親もそういうところがあり、バブル時代はそれなりに贅沢もして楽しそうな様子も見受けられたけれど、それ以降はほとんど単身赴任に出てしまう父、一人家事育児を粛々と行う母の姿、それしか記憶にありません。単身赴任になってからの父は、離れたところにいる親戚のオジサンというイメージに変わりましたので、「亭主関白」ではなくなりました。(きっと両親もいろいろあったのでしょう)


さて、私は亭主関白なんて大嫌いでした。そもそも私も外へ働きに出るし、一人前かそれ以上の仕事をしてくるので、家の中で偉そうにされる筋合いは無いのです。これまで付き合ってきた男性に対して私はそれをきっちり伝えて、かなり非人道的なのですが、私より稼ぎが無いのならその分家事で補ってくれと伝えていました。

それが、あなたたち男が決めたルールだろう、と。

それは女性側がたくさん稼げるなら、男性側が家事負担が増えるというリスクを持っているルールであることを厳しく説きました。男性に生まれたら稼ぎが少なくても「亭主関白」していいなんてダブルスタンダードです。それを説明すると私の彼氏たちはしぶしぶ家事をやり始め、やがて私は同棲している男の精神を破壊する破壊神となりました。

※最悪の実例は、私と同棲を始めた男の顔の左半分が動かなくなりました。あれは怖かったし申し訳なかったです。私と別れたら治りましたが、実は当時住んでいた部屋が呪われた部屋だったので、そのせいもあったと思います。あの部屋まじで怖ぇよ。。猫はやせ細っていくし。。


破壊神として生きてきた私を止めてくれたのは、私が起業したことでした。

大変だったけど、会社のために一緒に動いてくれる役員、スタッフと過ごす日々が私を少し変えました。「それぞれの良さを発揮して、この会社にいるとみんなが幸せになれるようにしたい」そう思ったのです。この考えは私の中に強く浸透し、私を変えました。

 

 

「家事なんてしない!」はやめた

その時から私は「これ、家庭も同じだよな」と思うようになりました。私がやったほうが幸せになる仕事は私がすればいい。相手がしたほうが幸せになる仕事は相手にしてもらいたい。とてもシンプル。ただ、その時の生活は元夫との生活で、家で料理は一切せず外食。洗濯も外注という生活でした。それはそれで快適で仕事に集中できる生活でしたが、私は料理くらい自分でしてもいいかも……と思っていました。


今、私の生活拠点はフィリピン、セブ島です。かれこれ半年、一人暮らしをしています。私には日本に恋人がいます。私は彼と関わって、自分でも驚くほど自分の考えが整理されています。

彼との会話はすごく深い。彼は研究家体質というかマニアというか、物事を深く考察する人なので、人間についてもものすごく深く考えています。過去の事象も一つ一つ覚えていて、あやまちは繰り返さないように自分にプログラミングして生きている人です。

彼と関わった人はきっと彼のことを「博識な人だ」「人の話をよく聞いてくれる人だ」「なんでも受け止めてくれる人だ」と感じるはず。それが彼の表の顔だから。私も最初のうちはそう思っていたし、そこに惹かれたわけです。(実際、彼は女受けがとても良いです)

だけど本当の彼は、違った。

少し深く付き合ったところで、彼は自分の持つ根深いものを取り出して、私に見せました。それは……彼が育った地域的にも家庭内でも「亭主関白」がまかり通っていたこと。そして自分も素の状態だとそういうふるまいをしてしまう、ということ。つまり彼は「亭主関白」をやってしまう、そう言われたのです。


これまでの私なら「それは嫌なので別れましょう」と即決するところですが、今回は違いました。「それでいいです、亭主関白してください」と私から言いました。どんな彼でも受け止めてやる。そのくらいの覚悟はしてあったのです。

優しい亭主関白はラク

彼と私の関係は、遠距離恋愛であることも手伝って、一回ずつの逢瀬がとても濃密です。一回会うたびにものすごく距離が縮まったりするのでスゴイです。もうこのままいくと性格も顔も同じになってしまうんじゃないかと震えるくらい仲が良いです。世の中にこんな人いるんですね()

彼の仕事は作曲家なのですが「創作に関すること以外はどうでも良い」が信条。家のこと含む雑事に気を回したくないそうです。だから「亭主関白」なんてやりたくない、女性側が仕切っていろいろやってほしいと言っていました。

でも私はいったん仕事に燃えてしまうと、家でまで「仕切り」を発揮することができない。結果何もできないんですねw 「コレやって」「コレあなたの仕事」と言われれば理解するしやれる。でも、分担されていない仕事は見えない(できない)。

 

なので、二人でいることを運営するのは現状、彼の仕事です(ごめんね)。私たちの間では「亭主関白」は偉そうにすることではなく、決定をしていく「重要な仕事」であるという認識です。すでに「亭主関白」という言葉を使うこともあまりないですが「お互いの行動を報告しあう」とか「相手の話をちゃんと聞く」などのルールは彼が設定してくれています。私は自由奔放すぎるのでルールが無いとめちゃくちゃなんですよね。。(感謝)レールを敷くところまでは彼がやってくれている。


家長制度は理にかなっていた

私、家長制度って昭和の「働くお父さん」「家を守るお母さん」「2~3人の子ども」がいることを前提にしたら、効率の良い制度だと思っています。ただし今は「働くお父さん」「働くお母さん」「1~2人の子ども」ですよね。そこに家長制度をあてはめるのは無理です。協力しないと絶対に無理。だから離婚も多いし日本が崩壊しかかってんだよ。

孤立無援で未経験の育児してるだけで大変だっつのに、家事もして復職前提でスキルアップもするとか無理だからね? 


話を戻すと、女性にすべてを押し付けるような家庭なら崩壊して当然。そうならないようにどちらかがリーダーシップを取って家庭を運営していくのが家族でしょっていう話。同棲でもそうです。そこにジェンダー論を持ち込むと話がおかしくなるので、「亭主関白」という言葉もそろそろ新しいワードに切り替えるべき。リーダー制とかそういうのね。


思いのたけをつらつらと。

余談ですが、今の生活スタイルが変わって一緒に暮らす時間が増えたら、私は趣味として料理をすると思います。料理が好きなので作りたいのです。彼にそれを話すと「とても楽しみだ」と言ってくれました。私は料理とキッチンの消毒(掃除ではなく消毒! レベルで清潔にしないと気が済まない)はきちんとやる。でもそのほかのことについては、彼に仕切ってもらおうと思います。男女が幸せに生きていくための実例の一つとなれるよう、私もがんばりたい。


性癖の話も絡めたかったんだけど、また別の機会に書きますね。要望なさそうだけどw


それじゃあ、また明日!