接客業はつらいよ! 人生はチキンレース! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。人生はチキンレースです。一歩引いた方が負け。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【長文注意!】セミとすごした夏

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こんにちは、夏の終わりをセミの声で感じる、かんどーです。

 

ミンミンゼミを捕獲しました。すぐ逃がしてあげたけど。ミンミンゼミ美しい!   大きさはアブラゼミと同じくらいだけど、胴体が少し短いように見えます。羽が透明だからそう見えるのかもしれないけど。このくらいです。


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正面から見てみましょう。うん、可愛いですね!


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木にとまっていると擬態がはたらくのか、木肌と見分けがつかない色合いです。美しいですねえ。


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私は素手でセミをちょんとつまんでそのまま観察するのですが(観察が目的)、あまりセミを素手でつかむ人いないみたいですね。

私は見かけると観察し、たまーに元気そうな個体をちょんとつまんで観察させてもらっています。手のひらの中で羽を元気に動かすさま、鳴くさま、飛ぶさますべてが美しくて好きです。


この日もセミを観察しに出かけたわけではなく、用事をしにいった行き帰りでセミのいる小路を通ったわけですが、ちょっとしたことが楽しいと用事も楽しく終えられるし、人と会うことも出かけることもすべて楽しくなってきます。



今の私があるのは、周りの人のおかげだし、何よりたくさんの愛をくれる彼のおかげです。

この夏の暑さのせいかもしれませんが、こんなに人を愛することがあるのか、というくらいに熱い炎が私の心の中にあるのがわかります。それは取り扱いを誤れば激情となりうるし、うまく操れば自分を動かす大きなエネルギーになります。

私の愛する人は、ぱっと見とてもスマートで、なんでも器用にできそうな人です。悩みも軽く乗り越えて上手に生きているように見えます。そう見せています。でも実は全然そうじゃない。毎日悩んで苦しんで、それでも創作の世界に身を置き続けて、理不尽と真っ向から向き合って、それでも自分の部屋から外へ不機嫌を持ち出さないように厳しく自分を律している人です。

最近、彼は自分のそういう部分を少しずつ、私に触れさせてくれます。ナーバスになっている事情を話してくれて、その上でしばらく無口になってしまうこともあるし、話した後は何事もなかったようになることもあります。

彼は私に対して怒ることもあります。そういう自分の素の部分を私に見せるたび、彼は「嫌になるだろう」「どう接したらいいか困るだろう」と私に問うてくるのですが、全然嫌になんてならないし、全然困りません。

ナーバスな空気を出している時の彼は思索し、懸念し、様々なことを想定している。それは彼が生きるために必要な時間だし、私にもそういう時間は必要(私の方はまだ彼にそういう素を見せきれていないかもしれない)。

ナーバスになっている彼との接し方に迷うことはあるけど、困ることは無い。だって愛する人だから。どんな状況、状態であっても愛していることに変わりはないし、大好きな人です。私にできることはきっとあまりないから、できる限り彼の事情を理解していく。そうして彼にとって私が「なんでも話せるよきパートナー」になっていきたい。彼に愛されることは至上の喜びで、彼が喜んでくれることをしたいと思える。

だから目の前で彼がナーバスになっているときは、その一回一回を自分なりに感じて、「大丈夫? いつも近くにいるよ」と伝えていくだけ。例外はあるけど、彼のそういう部分に触れても私は嫌な気持ちになることがない。彼に共鳴して対象に対して怒りを感じたり、理不尽さに悲しくなることはあるけど。


……もう気づいた方もいるかもしれませんが、私はセミを見ると彼との時間を思い出すようになりました。この夏、私と彼の間にいちど大きな亀裂が入りそうになって、でも彼がすべて許すと言ってくれたことで、私たちの絆がとても強固になった。ちょうどその時にセミの羽化を一緒に見たんです。だからセミは、私たちの絆の象徴のように思えるんです。


彼は最近、彼に似合わないかわいらしい発言をします。

「甲斐甲斐しい女性は嫌なんだが、貴女の手料理は楽しみだ」とか。
「基本的に貴女のこと大好きなんだから安心しなさい」とか。
「親に貴女の写真を見せた、今度連れてこいと言われたよ」とか。

彼はめったに「好き」とか言ってくれない人ですし、関係性を深めることに対してとても慎重な人なので、これはとってもレアな発言です。なんでしょう、私はダイレクトに物事を伝えすぎるところがあるのですが、彼はとっても美しい表現方法で私に愛情を伝えてくれている気がするんです。


そして彼には二つの顔があります。仕事上どうしてもカッチリしておかなければならない「表の顔」。私はこれに一目惚れして、軽いファンのような状態になったわけですが、付き合ってから見せてくる「プライベートの顔」が実に私好みだったのです。(これは言っちゃダメって言われてるから詳しく書けない)

そういうこと真顔で言う?! と驚くような発言をすることもあるし、変わった人であることは間違いないです。(居酒屋で隣り合ったまったく知らない人から「なんかあなたの彼、スゴイですね……」と言われたこともあるレベルです)


表の顔はいつ見ても素敵な彼、そしてプライベートの彼はちょっと危なっかしいというか、なかなか大変なところもあって常にドキドキです。だけどどちらも大好きで、好きすぎて、二人の人と同時に恋愛している感覚に陥ります。だけど彼は一人なんだよ。会ったら溶けて当然でしょ。

毎回短い逢瀬ではありますが、会うたびに好きになります。これ以上どうやったら愛せるのかわかりません。神様は彼のことだけ丁寧に作ったんじゃないかと思うくらい指先まできれいです。


この思いは、少しずつ形を変えて私の命ある限り続くのだと思います。私の出会うべき人は彼だったのだという確信が、定期的に強くなっていく気がします。


もうすぐセミの声が聞こえなくなります。だけどまた新しい二人の思い出を作ればいい。秋はどんなことを話そうか。冬はどこへ行こうか。春には前に話してくれた桜並木を一緒に歩こう。

ずっと一緒に。


また明日。