接客業はつらいよ! あけすけビッチかんどー日記!

接客業歴15年のかんどーが綴る、あけすけな日記。販売、経営、その他あけすけな話を更新します。たまに小説を書きます。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

【セブ生活六日目!】人を信じる、ということ

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こんにちは、かんどーです。

 

前半は軽いフィリピン談義、後半は共同経営についてのわたしの考察となります。リアルタイム進行している事象について語るのはいかがなものかと思いますが、わたしはあえてそこも自分の見解を残して行こうかと思います。もうね、これぞひとりストリップだよ。毎晩ブログ書きながら思ってるわ。あーわたし今日も一人でストリップしてるわ、と。

 

一枚一枚服を脱ぐように自分を裸にしていく行為。それがわたしにとっての「ブログ」そして「文章を書くこと」です。だって目の前の人に伝えることがそれほどうまくないんだもの。だったら書いて残すしかないじゃないっていう軽い開き直り。

 

っていうかこうしてテキストにすることでやっと、自分の脳内が明確になるんです。だからブログが続くんですね、わたし。

 

 

☆☆☆

 

 

屋台のオープンまでいよいよあと2日となりました。

 

ドキドキワクワクとかより、ビクビクしている感があります。だって何事も一筋縄ではスムーズにいかないのだものwww そういうものだと心の準備をしていても、それでも「嗚呼……」と思うことが一日に何度もありますね。

 

現状、無理かなあと思うところもねじ込んでいって、無理だよなあと思うところでもどうにかしていくスタイルで、かなり強引に屋台のオープンにこぎつけようとしています。

 

この日はオープンしてから困らないよう、念のため、屋台村のオフィスに出向いて当日着る制服や服装チェックを(結構厳しい)受け、その後で試食・試飲をしてもらいました。お店のオペレーションもチェックしてもらったので、配達をお願いしているものさえきっちり届けば、無事オープンできることと思います。まあそこが重大なのですが。。。

 

今日は相方と一時別行動。相方はお店に飾るのれんとメニューをその場でデザイン擦り合わせて作って、印刷してもらっていました。無事当日中に受け取れたので、ミッション完了。

 

 

明日はやっと、少しゆっくりできそうです。

 

 

明日の仕事が早く終わったら二人でスパに行く予定。セブにきて初めて「ちょっとセブっぽいこと」をしようかと話しました。

 

 

でもね。そういう感じになるまで、結構大変でした。だってオープン日は迫ってくるのに材料もモノも揃わないんだもの。すっごい大きなフェンスを買って「これをドコドコに配達してくれ」って言っても「配達をするかしないか」でお店の人が7人くらい集まってその場で会議し始めるんですよ!!

 

いや、配達してください、わたしたち車持ってないんです、これ持ち帰れないんですと話しても、「ウーン、〇〇は遠いなあ」という返事。。

 

もうこの日一日だけでday after tomorrowという言葉を30回くらい言いましたよ。頼むから明後日配達してくれって。明後日じゃないと搬入できないし、とにかく明後日頼みます! って何度もお願いしてね。配送料金についてもみんな言ってることがバラバラで。最初の人は「600ペソだ」と言ったのに、次の人は「450ペソよ」と言うし。このあたりで最初会議に参加していた女性二人は会議に飽きて、虫のおもちゃを投げて「キャア!」「アハハハハ!」ってな感じで完全に遊んでてねw   残ったメンバーも会議に飽きたのか、最終的に配送料なしで配達してくれると言うしw

 

……この場面ではむしろ、配送料取ってくれたほうが「配達してくれるだろうと信じられる率」が20%くらい上がるので、むしろお金とってほしかったんですが。無料だったら配達しないかもしれないでしょ。結局当日荷物が届かなくて、お店に「あの! わたしたちの荷物届いてないんですけど!」って言いに行くところまで見えている。(嗚呼)

 

 

とにかく、ここフィリピンで誰かに「きっちり仕事をこなすこと」を求めたらダメです。自分とこのスタッフとかなら、教育していくけれど、そもそもこれでいいんですよ。だってそこまでしてあげる必要がないもの。日給いくらで働いていて、頑張ろうが頑張るまいが変わらないシステムだったら、誰だって「その日を楽しく過ごす」働き方になるでしょ。きっちり自分の心を守って、サービス業を「心を殺して人の言いなりになる仕事」にしていないだけ、まだ健全だと思っています。(高級デパートとかに行くとサービスは格段に上がります。荷物を持ってくれたり、ほんとに気が利いてます。このあたりはほんとによくわからんw)

 

 

わたしは、フィリピンでどんなサービスを受けても腹が立ちません。どんどん刺激を与えてくれてむしろ感謝です。(ここで日本だったらお辞儀して謝るのだろうな……)と考えると、日本人の感情はどれだけ安く買いたたかれているのだと白目になります。

 

 

別のエピソード。わたしが借りている部屋の排水溝が、長くシャワーを浴びると詰まるんですね。それを管理人さんに話したら、

 

「シャワーを手早く浴びたら、大丈夫さ!」

 

という返事が返ってきましたwww もうこの流れがあまりに面白かったから、管理人さんにジュース買ってプレゼントしたわ。その視点は無かったwww 「なるほどですね!」ともう爆笑してしまったwww そうかわたしがシャワー長く浴びるから詰まるのか。手早く浴びるようにすれば解決か。そう思ったよねw

 

もう、いろいろ面白くて。

 

日本人って細かいよなあと思います。ここにいるとだんだん細かいことにこだわらなくなるというか、生真面目な性質はそのままに、ゆっくりするときに心底ゆっくりできるので、ありがたいです。

 

旅行者として街を歩いているときは、ただただ優しい街だと思っていた。今はもう少し違う視点になっていて、彼らは「優しいのではなく、気を張っても仕方がないということを悟っているのだ」と思うようになりました。その悟りこそ、わたしが今一番ほしいものだったので、今回の渡航はわたしにとって必要なものだったのだと改めて思いました。

 

ここフィリピンで働いて、ちゃんとフィリピンのことを理解できたとき、日本がどうなったら幸せなのかをわたしなりに話せると思います。どうやったってわたしの国籍は日本なので、今の日本が幸せじゃないことについては問題だと思ってる。超高齢化していることも、子どもに優しくないことも、法がいろいろ間に合っていないことも。

 

常に何らかの形で「10年は弱者が黙る」方法で搾取してきますよね、日本って。「夢のマイホーム」然り「フリーター」然り「派遣」然り。10年くらい搾取できる方法を巧妙に提案して、搾り取ってくる。ほんとにこういうのダメですよ。

 

見抜けない人はずっと搾取されてしまう。

 

わたしはそういう世の中で生きることにものすごく疲れました。バブル期に両親が踊るのも見てきたし、男尊女卑の環境で育ってきたし、フリーター時代はもう超貧乏だったし。(女しかできない仕事をして世界を変えました)

 

派遣の仕事も闇が深い。わたしは日本で人材派遣会社をやっていますが(今はリモートで社長やらせてもらっています)、うちはめちゃくちゃ給料が高いです。仕事がきついので、給料くらい高くていいでしょうと思うからです。わたしも現場に立って、自分だったらどんな労働環境なら頑張れるかって常に考えてる。そういうことを考えているクライアントの方々と仕事をしている。

 

「人なんて募集すればまた来るから」と人を大切にしない方針のクライアント様はいないですね。きつい仕事かもしれないけど、どのクライアント様も、いろいろ考えて、人の気持ちがわかる人が管理職をしているから、がんばれる。わたしも現場に入ってがんばれる。

 

ほとんどの人が、接客業をやめるとき、「人を信じられなくなって」やめていきます。あるいは、そこまでしてやることないなと見切りをつけます。中には接客業を通じて人生のヒントを掴んで気持ちよくやめていく方もいますが、とにかく「クソ真面目にやったら心が壊れる」仕事です。

 

わたしはそんな中で、あえて「クソ真面目にやる」を追求して、自分や社員が幸せになれる方法を模索しました。ひとつの答えは出たのだけれど、わたしはその答えに納得できなくて、今に至ります。説明が足りなくてすみません。

 

 

 

共同経営

さて、接客業をやめるのは「人を信じられなくなるから」と書きましたが、共同経営においても、やめるのは「相手を信じられなくなるから」なのかなあと思う今日このごろです。

 

ぶっちゃけ、会社経営でも飲食店経営でも、誰かとやったら時々、ひどい場合は常時ピリピリします。もう、そうなって当たり前。だから仲の良すぎる友達とはやらない方がいいし、かと言って、時には一緒に遊べるくらいの価値観の近さは欲しい。

 

わたしとゆりは、ストリートフードが好きなところが共通しています。この日もかなりディープなストリートフード食べたんですが(立ち食い屋台)、辛いたれのかかったシュウマイ。それに笹で包んだちょっとぱさぱさの、おにぎり状のごはん。

 


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いろいろあるけど、こうして一緒にごはんを食べたり、時にはぶつかったりしながら泥臭くやっていくのが、共同経営というものなのかなあと感じています。日本の会社は、わたしが代表となっているので、共同経営というよりは、わたしのワンマンな部分もあったんですよね。だからセブでやっているのは、日本での経営とはまったく別なものとなります。

 

わたしは、最終的に人を信じることで自分を信じようと思っています。たとえば、意見が食い違って口論になったとき、それを「面倒だ」と感じるのではなく、「これだけ真剣に考えてくれているのか」と受けとることができれば、ほとんどのことは大丈夫になります。

 

あとは、さまざまなところで自分を出したり引いたりするセンスのようなものが必要な気がします。それが上手な人は、上手に人とつきあえる。これは経営に限らず。わたしはまだそういうのは上手ではないけど、それが大事であることには気づいている状態です。人生って、気づいていることについては、気づいている者同士が呼応しますよね。本当に不思議です。何にも気づいていなかったころは、一体誰と何を話していたんだろうと思います。。

 

 

わたしは日本にいたとき、自分のことも信じ切ることができなかったし、いつも誰かに答え合わせをしてもらわないと、自分が正しいと思えなかった。もちろんその「答え合わせ」の作業の中で、他人によって自分が導かれていくというすばらしいメリットもあるのだけれど、自分の芯みたいなものも一本欲しいと思った。

 

それで今ここにいるんだけど。

 

これからどうなるかなんて、誰にもわからない。ただ今日もわたしは、いろいろあったけど結構笑えたので大丈夫なんじゃないかと思う。

 

 

フィリピンののんびりした時間の流れ方が好きです。(日本人は「よくこれでこの国回ってるよな…」と思うはずw)

 

明日は何事もなければ、そこまでハードではないです。
明日も頑張ります!

 

 

それじゃあ、また明日!