接客業はつらいよ! あけすけビッチさおりたん日記!

さおりたんは現代に生きる、不器用なジャンヌ・ダルクです。貞操観念はありません。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

わたしが今さらギター弾き語りを始めた理由

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こんにちは。今日はシリアスな記事を更新します。

 

今、ギターに大ハマリして、毎日練習しています。ギター単体ではなく、弾き語りのスタイルで練習しています。わたしは歌が好きだからです。

 

 

でも、わたしには日本で歌を歌いたくない事情があります。

 

 

若いころ、わたしは片っ端からオーディションを受けて、片っ端から歌いに行っていました。

 

紆余曲折を経てある事務所に所属したわたし。わたしはそこでかなりの不義理をしました。たくさんの人が集まるパーティー会場で、その事務所がブラック企業だと、マイクで叫び、その足でその場にいる男たちとキスをして歩き、

 

「音楽みたいな腐ったもの、人生にいらんわwww バーーーーカ!!!」

 

 

と言って立ち去った過去があるのです。 

 

自分で放ったセリフなのに、そのセリフに10年近く縛られました。言霊ってあると思う。今もまだ縛られているから、そろそろ15年目になります。わたしは音楽を自由に聴くことさえできないし、自由に歌うことさえ、まだ少し難しい時期があります。でも、家でこっそり一人でするのは大丈夫になりました。

 

業界特有のルールだとか、そういうものがあるのはわかるけれど、わたしは資本主義の中で生きている人間で、誰の助けも欲しくない性格だったから、どうしても実力で勝ち取りたかった。媚びてデビューするなんて絶対嫌だった。

 

そういうたくさんの圧力に、わたしはツバを吐きかけることでしか自分を納得させられなかった。うまく「かわいがってもらう」ことができなかった。

 

 

結果として、音楽を、憎んだ。

 

 

わたしの人生の時間を無駄にしたのは音楽だ!   と思うことでしか、自分の中に強い柱を立てられなかった。本当は、ただの労使関係不明瞭であり、嫌なら自分が音楽をやるスタイルを変えれば良かっただけだったのに。

 

 

時は淡々と過ぎ、わたしはせっかく覚えたたくさんの名曲を、曲名が思い出せないレベルまで、忘れた。本当は聴きたい音楽がたくさんあるのに、CDプレイヤーさえ持っていないから、聴く方法が無い。しかし、時代が機材なしで音楽を聴けるようにしてくれた。昔好きだったアーティストを、ふと思い出して聴いてみる、ということが容易にできる時代だ。

 

そして、わたしにとって空白の15年間、ずっと音楽を続けているアーティストもちゃんといて、月日の流れを、わたしはじっくりと認めていった。

 

 

音楽はわたしにとって、「誰かとやるならば苦行」というものである。だから誰ともやりたくない。やるなら一人で勝手にやる。空き缶投げつけられても下手と罵られても、アップした動画に低評価しかつかなくても、全っ然気にならない。だって人前で誰かと組んでやってたときの苦痛の方がはるかに大きかったもん。ギャラの取り分だとか、ギャラを出し渋る人との交渉はいつもわたしの役回りで。みんなだってお金必要なはずなのに。好きなことをさせてやってる、っていう感覚で事務所を運営してるあの人種が、わたしは嫌いだった。

 

クラブシンガー時代も、ギャラ交渉に疲れてばっかりだったけど、正直まだそっちの方がマシだった。目の前のお客さんが、時に全身で、時に片耳だけでおしゃべりに講じながら聴いてくれているのが嬉しかった。BGMになれるということは、自分自身が音楽になることだ。わたしは、BGMになれている自分を愛していた。

 

 

 

もう、大丈夫かも知れない。わたし自身肩の力が抜けたというか、事務所と揉めたこともかなり昔だ。ギャラの話は最初にきっちりしとけばOKだし、そもそも仕事しっかり手に入れたから、自分のやりたい時にだけ、やろうと思ってる。

 

 

(我ながらギターが似合う)

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わたしはこれから海外で生活することになる。日本に帰ってくることになるかもしれないけれど、もしも神様がいるのなら、わたしを一生海外で生活させてほしい。仕事に対する努力を怠らないことを誓うし、これからの人生で人に親切にすることを誓うから、お願いだから、海外で生活をさせてほしい。

 

 

そして……叶うなら、海外生活では一人で音楽を楽しむ自由が欲しい。

 

 

 

わたしは自分の部屋にオーディオと、アンプが欲しい。好きな時に好きなレコードが聴きたい。気分がのったらそれにあわせてギターが弾きたい。もっと気分がのったらギターの響きに体をゆだねて歌いたい。そして、週に1~2日でいいから、クラブとかパブとかで歌う仕事をまたやりたい。

 

もう、日本で活動しようなんて思わない。日本で活動して、過去に嫌な思いをした人たちと再会したくないから。好きなミュージシャンだって、海外公演で聴けばいいと思ってる。もう日本にいる必要なんてないと思ってる。

 

 

セブ起業には、わたしと、相方と、二人分の夢がつまってる。

 

 

わたしは来年が、人生で一番頑張る時期だと思ってる。そして、しっかり頑張れたなら、日本の誰にも目につかない小さなパブとかクラブで、ギターを持って歌を歌いたい。日本語なんて忘れるくらい、英語だけで毎日暮らして、40代は仕事と音楽に明け暮れたい。っていうかこの呪縛から自分を解き放ちたい。きっと、もう大丈夫な気がする。どこにいたって、自分らしく生きることはきっとできる。(まあそれでも日本よりあったかい国が良いけどね。。)

 

 

今はこんな気持ち。

 

 

ここはわたしの世界だ。否定したければすればいい。わたしの考えは簡単には変わらないから、否定されてもまったく傷つかない。「なるほど」と思うことは多いけど、そういう時も心の中は穏やかなままなのである。頭の中では常にビーチボーイズの「Kokomo」が流れてる。ゆったりとした南国のビーチで、好きな男とカラフルなカクテルを飲んで、気が向いたら夜は音楽に合わせて踊ったりする。

 

 

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この曲、なぜかクラブシンガー時代にメインボーカル取らせてもらってた。ハーモニー要員なのにめずらしかった。(めんどくさいコーラスラインをめんどくさがらずに拾ってくるのがわたしの売りだったんだがw)

 

 

 

ああ、やっぱり南国の海は魔物だな。

 

 

セブのマクタン島はギターの産地でもあるから、セブに行ったらまずギターを買うと思う。持っていくより、向こうで買った方がいい気がする。

 

帰国のたびに飛行機に積むこと考えたら、両方に置いておくのが良いと思う。

 

 

 

とにかく、わたしが今さらギターを始めた理由は、自分を呪縛から解き放ちたいからなのである。リアルに毎日、ギターを持つ前に手を洗いながら祈っている。今日も楽しく音楽をさせてください、って。

 

 

わたしは、好きなものや楽しいものを、もう誰にも奪わせるつもりはない。奪いにくる人がいたら、まあ逃げる。そして、最後は戦ってでも自分の好きなものは全力で守るのである。