接客業はつらいよ! あけすけビッチかんどー日記!

昭和のメスの生き残りとして、ぎりぎりまで足掻く35過ぎ、おんな盛り。特技は人を愛することです。継続性はございません。

安すぎるものには理由があるという話(理由なく安いときは避けること)

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こんにちは、安いは正義の、かんどーです。


わたしは安いものが好きです。特に旅先での移動手段は絶対に安くおさえたい。泊まるホテルも安くおさえたいんです。そんなわたしですが、安くしすぎるとだめなこともあるので、今日はそれを書いておきます。

 


例1:高速バスのわけありシート

以前、仕事で深夜高速バスでの移動をしたとき、チケットを自分で手配しました。すると、だいたいのチケットが1万円くらいなのに、ひとつだけなぜか6千円台のチケットがあったのです。

おや? と思って見てみると「わけありシート」と書いてありました。どうやらその席だけ足元に柱のようなものがあって狭いのだそうです。大抵の客は長時間のバスで足元が狭いことを嫌がるらしく、ほとんどの便でそのシートは残っていました。


写真ブレてるけどこんなシートでした。ただ、真ん中の列もカーテンで個室みたいに区切ってくれるので、寝ちゃえば横に人がいることは気になりません。

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わたしはネットでこの席の形状と何センチ狭いのかを調べ、わたしの身長と寝方ならば問題ないと判断してから、この席を買いました。結果は大満足。3列シートの真ん中になってしまうとは言え、最前列だし、わたしはバスで眠るときは身体を小さくして全部シートの中に埋めるようにして眠るので、柱があってもなくても気になりませんでした。

このような「わけあり」の安さは、本人が納得の上で買うのなら「お得」と言えそうです。どんなシートにも平等に訪れる美しい朝焼け。

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例2:シーズンオフのリゾートホテル

結構最近なのですが、セブ島のリゾートホテルに一泊3千円台で泊まれました。朝食、プール利用、清掃、アメニティ込みの値段なのでかなり安い。

これは実は行ってみるまでわからなかったのだけれど、そのホテルは「海が見えるコテージ」を売りにしており、コテージはすべて各部屋独立型で海の方を向いていました。でも、わたしの泊まった「棟」のような場所は「バジェット」と呼ばれ、部屋からはどうやっても海は見えません。

同じ朝食、プールが利用できるとはいえ、朝起きて海を見て「ン――!!」と伸びをすることができないため、満足度はかなり変わってくると思います。とはいえ、わたしはそのとき一人旅。適度にコテージたちから距離を置かれた格安棟には、同じように節約派の家族が泊まっており、彼らとの奇妙な連帯感はなかなか心地のよいものでした。

そして、部屋にいると海が見えないから…とレストラン・バーに入り浸っていたため、ホテルの人とかなり仲良くなれました。レストラン・バーからは海がとてもきれいに見られました。一人旅だったからかもしれませんが、結果としてあの旅はあれでよかったのだと思います。一万円くらい出してコテージに泊まる必要は無かった。

あ、シーズンオフ(雨期)という理由もありました。理由があれば安くていいんだと思えました。

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例3:安いビジネスホテル

これは大丈夫であることがほとんどなのですが、たまに「あー、ここあかんやつや」ということがあります。わたしは基本、一人のときは安いホテルしか泊まりません。

最近まで気づけなかったのですが、過去にわたしが「熟睡できたホテル」の中には明らかに事件・事故があったホテルも含まれていました。何号室だったのかは怖くて調べていませんし、ネットにも載っていない情報だったのですが、事件があったことは口コミで地元の人に語り継がれていました…。

「安いホテルなのに熟睡できてラッキー!」

そう思っていたあの部屋は、実は呪われていて、わたしは生気を吸い取られていただけだったのだと思えるケースがあったのです。思えば眠っていても夢ばっかりみていました。その土地の(あるいは特定の何かの)持つ力に引っ張り込まれていたのです。眠った充足感はあるのだけれど、なんだか頭の片隅が痛い。心の中に小さな石を置かれたようになる。


むしろ、安ホテルなら「目の前がキャバレーでうるさくて眠れない!」「大浴場が臭くて汚い!」というわかりやすい理由があるほうが、普通に眠って元気に出てこられます。何の理由もなく(建前としては「古いから」とか書いてあります)安いホテルというのは、やはりそれだけの理由があるのだと思います…。

また、そういう「みえないもの」とは別で、管理体制がずさんすぎる家族経営のホテルで激安なところもありました。激安なのはいいけれど、ダブルブッキングは当たり前、清掃もダメ、フロントは感じ悪いと、良いところのないホテルでした。あそこはたぶん呪われることはないけど、泊まっていると性格が悪くなりそうでした。もう泊まりません。


さて、治安の悪い場所にあって(ドヤ街などと呼ばれているところ)安いホテルは、大抵の場合「あそこは治安が悪い」という誰にでもわかる理由があるため、そこまで強い呪いのようなものはないことが多いです。しかし「治安の悪い場所」は土地の持つ力が強いため、引きずり込まれることがあるのでご用心を。

治安が悪くてここまで狭い部屋ならば、安さの理由があるのでかえって安心…? ちなみにこの部屋は一泊2400円です。全然文句なかったです。危険なこともなし。外国人バックパッカーさんたちがひっきりなしに出入りしていました。

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真逆の話になりますが、政治経済の中心地に近すぎても、土地の持つ気に負けることがあります。わたしは永田町に事務所を構えていたとき、一度事務所に泊まって帰ったのですが、翌朝起き上がれない。「もう無理…」と泣き崩れてしまうほど精神を病んでしまったことがありました。

「もう、ここ(永田町の事務所)に居たくない…」

そう言って事務所に行かなくなってしまったのですが、運良くそのビルが建て替えになることが決まり、事務所は移転するしかなくなりました。わたしは全力で「ちょっと駅から離れた、ひなびた事務所がいい!」と熱弁し、今は落ち着いた家のような事務所です(笑)そこに居ても気分が落ち込むことはありません。不思議ですね。

ちなみに事務所代金は永田町の時の半分以下になったんですよ。何事も値段じゃないですね。





…いかがでしたでしょうか。


このほかにも、賞味期限が近いから安い、商品入れかえのため安い、などとさまざまなものが値引きされて売られています。人もまたおなじで、見た目も性格も良い人が婚活市場にいたりします。

「この商品(人)は、なぜ安いのか?」

ちゃんと理由があって安くて、その理由を自分が飲み込めるなら、その商品(人)は「買い」です。しかし、理由がぼんやりしていたり、理由が見つからない場合は、とんでもないものをつかまされてしまう危険をはらんでいます。


海外では、安全と水はお金を出してでも買え! という言葉があります。日本でも同じです。安全はお金を出してでも買った方が良いとわたしは思います。


見えてる地雷を踏むのは、チャレンジでもアグレッシブでもなんでもなく、ただの無謀、自暴自棄です。どうか幸せな人生を。


それじゃあ、また明日!