接客業はつらいよ! あけすけビッチかんどー日記!

昭和のメスの生き残りとして、ぎりぎりまで足掻く35過ぎ、おんな盛り。特技は人を愛することです。継続性はございません。

未来を探す君に捧ぐ

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こんにちは。面と向かってだとうまく話せない、かんどーです。
先日、ある方からこういう話を聞きました。


「自分のペースで仕事がしたい」
「好きなことを仕事にして生きていきたい」
「今は手あたり次第行動するしかないと思ってる」


まず、こういう話を面と向かってしてくれるだけで感涙するレベルでうれしいです。「こいつに話してもしゃーねーな」と思われていたら出ないトピックですからw


わたしはその場では何とも言えず、ただウンウン頷いていることしかできませんでした。でもずっとその話が頭から離れない。どうしたら彼女の道が拓けるだろうか? 


…わたしは面と向かってこの話題が出たとき「こうしたら良いんじゃない?」という類のことは何も言えませんでした。だって、わたしより若いとはいえ、社会人経験もある方で、しっかりしている。ほとんどの答えは自分で導き出すことができる人なのです。


今の彼女はきっと、四つ角交差点に立って、まっすぐ進むか右へ進むか左へ進むか、という状態かと思います。


何かの相談を受けたとき、自分の過去を振り返って回答するのは好きではないのですが(年寄りが昔の武勇伝語ってるみたいになるじゃん…)、あえてわたしが彼女の時期にいたときのことを書きます。


わたしの四つ角には、常に「性」の道がありました。右へ行くと「性」左へ行くと「アウトロー」まっすぐ進むと「ワーキングプア」という四つ角に立たされていることがほとんどでした。わたしは迷わず「性」を選びました。女性であることが武器になる仕事をする。それが20代のわたしが選んだ生き方でした。


あるとき、交差点から「性」が消えました。


わたしの「性」に値段が付かなくなったのです。どうしよう…クレジットカードのボーナス一括払い払えない…20万で自己破産とか情けなくない? とか考えながらぼんやり松屋の牛丼買って門前仲町のアパートに帰りました。


「とりあえず、今あるお金を使って海外に行っておこう」
「なるべく安く行きたいな」
「せっかく行くのなら現地密着型が良いな」
「あ、わたしボランティア興味あるかも…」



こんな流れで、「性」への道は「青年海外協力隊」への道に変わりました。わたしは青年海外協力隊の隊員としてインドネシアへ行き、短期とは言え、言葉にできない思いをたくさん抱えて帰国しました。


その頃から、わたしの視点は大きく変わりました。ここで海外生活にシフトしてしまう人もいるのだろうけど、わたしは違いました。


「語学に堪能なわけでもないわたしが海外へ行って出来ることはたかが知れている。それより一発当てるために起業しよう!  起業して、スタッフの誰もお金の心配をしなくていい会社を作ろう!」


そんなふうに思いました。社員をコントロールするのではなく、ウチの会社にいると生活が豊かになる…そんな会社にしたかったのです。その思いは今もぶれません。

 

さて、「青年海外協力隊」へ続く道が「起業」への道に変わりました。その頃から「アウトロー」の道と「ワーキングプア」の道はわたしの中から消えました。四つ角交差点に立っている気持ちはすっかり消え失せ、常に目の前に新しい道を用意する生き方に、変わっていったのです。わたしは運が良い、ということを素直に信じられるようになったのもこの頃です。


「起業」の道を選んだわたしは、もうまっしぐらに「利益を出すこと」に向かって走りました。来る日も来る日も頭の中は電卓叩き続け。体は動かし続けて、限界ギリギリまで自分も現場に出て働いていた。(現場に出ないと販売の勘が鈍るから嫌という理由で、今でも現場に出ることはやめていません。これはわたしなりの結論、わたしなりの理想の会社経営です)


まったく実らない努力もあったけれど、きちんと実をつけてくれた努力もあって、飛び込み営業で知り合ったクライアント様と長くおつきあいさせていただいています。普通に考えたら、人材派遣の会社が飛び込み営業で仕事取ってくるっておかしいんですけど、意外と飛び込み営業って「その会社がどういう会社か」を知った上で商談を進められるので、引くときは引けるし、とても効率が良いんですよ。

 


起業エピソードが書いてあるエントリ二つ貼っておきます。 

www.kandosaori.com

 

www.kandosaori.com

 


その後、8年間、ひたすら突っ走ってきました。


つらくて寝込んだこともあったし、プライドがズタズタになった日もあったし、クレーマーから浴びせられる暴言がいちいち心に刺さって、接客業を憎んでいた時期もありました。でも全部、過去のことです。


わたしは接客業が好きではありません。できれば文章書いて食べていきたいです。でもそれは無理なんです。わたしの文章では、生活を支えるだけの収入は得られないんです。



好きなことと、神様が与えてくれた天職は違う

あるとき気づいたのですが、わたしは接客業が嫌いだけど、わたしの天職は接客業なんです。文章の神様は、まだわたしに微笑んではくれない。書くことはずっと続けていくから、いつか微笑んでね。


今のわたしが一番世の中の役に立つためには、今自分で起業した会社をしっかり維持して、少しずつ繁栄させていくことです。中にいる社員たちが幸せになるように。クライアントの満足を得られるように。少しでも誰かの役に立つお金の使い方ができるように。


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わたしは今つかんでいる仕事と運を絶対離しません。わたしが今の仕事や生き方を続けることで、誰かの未来が拓けると信じているからです。

 



わたしは、やりたいことで成功しようと思ってません。やりたくなかろうが、神様がくれた才能のある仕事でお金を稼ぎます。そうして生活に余裕ができたなら、そのお金をどこかへ寄付することもできるし、自分自身が海外旅行を楽しむこともできる。

そして、真摯に仕事をしていれば、いつかその仕事はめぐりめぐってわたしを新しい場所へ連れて行ってくれるはずなんです。




話が戻りまして、これから未来を探す君に捧ぐ。


「好きなこととは別で、なぜかこれだけは得意だ(特に好きなことじゃなくていい)」ということをピックアップしてみると、道が拓けるかもしれません。



続きは、会って話そっか。





それじゃあ、また明日!