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接客業はつらいよ! あけすけビッチかんどー日記!

昭和のメスの生き残りとして、ぎりぎりまで足掻く35過ぎ、おんな盛り。特技は人を愛することです。継続性はございません。

ダイエットなんて気にせずしょうが焼き定食が食べられる人生を送りたい




いつからだろう。わたしは「しょうが焼き定食」のようなものを普通に食べる生活じゃなくなりました。



しょうが焼き。

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あっごめんなさい! 写真を間違えました。こっちです。


しょうが焼き。

 

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理由はまず過度なダイエット。わたしは20代のころ、過度なダイエットをしたので、定食って量が多いという考えが根底にあるんです。定食はバランスが良いので健康食としてはおすすめなのだろうけど、カロリーを計算すると結構多い。(ごはんの盛りを調整できるならそんなに多くないのかもしれない)

 

そんなわたしですが、体調を良くしたいと願って定食屋へ行ったことがありました。その地域ではおいしいと評判のお店でした。わたしは「しょうが焼き定食」を注文しました。


そのお店はごはんを「大盛り」や「少な目」と口頭で言うと応えてくれるお店でした。「超大盛りで!」と言っているサラリーマンもいました。わたしもそれに続いて「ごはん少な目で」とかお願いすると、とても気さくなおばちゃんが、にっこり笑ってこちらを見て、

「あなた痩せすぎよ! 普通盛り食べなさい」

と言い放って、少なめにしてくれなかったのです。その時はイラッとしたのを通り越して、この人間はわたしを太らせようとしている……と殺意を抱き、用事があると言って注文をキャンセルし、店を出ました。

 

この時以来、わたしはしばらく定食屋に行くことができませんでした。


勇気を出して大戸屋へ行ってみたこともありますが、店内の空調が悪く、やっぱり量が多くて食べているうちに汗を大量にかき、二度と定食なんて食べたくないと思いました。(大戸屋が悪いわけではないです)



そんなわたしに転機が訪れました。


ガチで胃を壊してしまったのです。



仕事が終わると病院へ行き、嘔吐が止まらず脱水症状になりかけていました。錠剤の胃薬では出勤できる状態にならなくて、チューブに入った吐き気止めを処方してもらって、それをチューチューしながら接客をしていました。


もう、何か食べるとかダイエットとかの問題ではなくなりました。固形物がまず食べられない。ウィダーインゼリーが精一杯。毎日三つ、ウィダーインゼリーを飲むことを自分に課して、なんとか生きていました。お粥さえ食べられなかったのです。


その状態から、やっとお粥なら受け付けるようになり(原因はストレスだったので原因を取り除いたら回復に向かいました)、お粥に卵を落として食べることができるようになりました。

 

少しずつ、少しずつ回復していきました。


そんなある日、急に空腹を感じました。




どうしても豚肉のしょうが焼きが食べたい……そんなふうに思い、定食屋へ向かいました。でも以前のように、ダイエットなんてやめなさいとか余計なことを言われたくない。自宅の近くにある定食屋だったので、気持ちよく使いたかったのです。わたしは注文の際言いました。


「胃の手術をしたので、ごはんの量が多いと残してしまいます。お茶碗に半分……でお願いできますか?」


お店の方は「あっ(察し)」という顔をしたあと、「半分ですね、わかりました」と言って、できたてのしょうが焼きと、お茶碗に半分のごはんを持ってきてくれました。胸の前で手を合わせて食べ始めました。

久しぶりに食べるお肉はものすごく美味しかったです。

豚肉の脂肪のところにしょうがだれがからみ、ごはんによく合いました。薄切りの豚ロースを使った家庭的なしょうが焼きでした。たまねぎもよく炒めてあってすごくおいしかった。


ごはんの量が少なかったので、すべて食べきることができました。


食後も胸の前で手を合わせて「ごちそうさまでした」と言いました。本当に幸せな気持ちでした。



世の中、快適に生きていくためには嘘も方便です。ダイエットをしていて食事を控えたい場合でも、そう正直に言わない方がいいです。胃の手術をしたばかり……そんな一言で、嫌味を言われずにごはんの量を減らしてもらえたのです。(わたしが定食屋で接客していたら、理由がなんであれお客さんの要望通りの量を出しますが)


この頃のわたしは、人を傷つけない嘘は上手につくようになっていました。本当のことを言って人と揉めるより、嘘をついて人と人が円滑に付き合えるのなら、その方が良いじゃないですか。




最後に、わたしからのメッセージです。


ダイエットのことばかり考えて、しょうが焼き定食一つ満足に食べられない人生は不幸です。実際に食べられない時期を経験して思いましたが、健康でおいしくごはんが食べられることってとても幸せなことなんです。

そして、食事の量でダイエットしても大した結果は出ないということ。

しょうが焼き定食のごはんが多いくらいで、長年恨み節を引きずるほどダイエットしていたわたしの体重は161センチ46キロでした。当時の知人女性はわたしと同じくらいの身長で52キロでした。彼女は顔色もよく、休日には街を歩いたり仲間とテニスをするのが好きでした。


しょうが焼き定食を食べても食べなくても、そんなに体重に差は出ないのです。


わたしの摂取カロリーはおそらく彼女の半分以下でしたが、体重は半分になるわけではないのです。ほんの少し違いが出るだけです。そして得られる幸せの量は何倍も何十倍も違うのです。


ダイエットをするときは、本当に病的にならないようにやってほしい。


食事は「食べ過ぎない」ことだけ気を付ければ大丈夫。飲み物は甘いものを飲まないようにすれば大丈夫。おやつは、いただいたものは食べて、自分ではヘルシーなドライフルーツやナッツを選べば大丈夫。飲み会も、飲み過ぎて締めのラーメンとか食べなければ基本大丈夫。

 

あと、高齢のかたは「ダイエットは体に悪い」と思っています。そういう方に「ごはんの量を減らしてほしい」という要望をきいてもらうには、嘘をつくしかありません。胃の病気をしたのだ、と。

 


ダイエットって、実は大したことじゃないんです。

最近わたしはダイエットと書いて「微調整」と読むくらい寛容になってきました。ちょっとした調整をするだけで、大丈夫なんです。(そのためにジムに通っています)


まあ、こんなこと書いている今日もジムに行ってバーベルを上げるんですが、定食屋でごはんの量に目くじらを立てるより、増えちゃったらジムでバーベルを上げている方がずっと気楽です。


自分に合う運動を見つけて、それをちょっと継続していくだけ。そんなふうにして健康で美味しくものが食べられたら、人生ってそれだけで結構幸せだって思う。


わたしは、今日も幸せです。


★今日の過去記事★

 

これも過剰なダイエットが絡む悲しい思い出。

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