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接客業はつらいよ! あけすけビッチかんどー日記!

昭和のメスの生き残りとして、ぎりぎりまで足掻く35過ぎ、おんな盛り。特技は人を愛することです。継続性はございません。

バリウム検査が胃カメラよりつらかった話




昨日、会社の健康診断を受けに行きました。


わたしは胃が弱いので、特に胃のバリウム検査はやっておきたい。前日からの断食は入念に時間を守りました。



健康診断専門の病院があり、そこを予約。ふだん行かない駅なのでちょっと緊張しつつ、早朝からスタコラ病院に行ってきました。


検査項目は、

・心電図
・身長、体重、胴囲
・視力、聴力
・子宮がん検診
・胃のバリウム検査(レントゲン)
・採血
・検尿、検〇

ざっとこんなところ。



心電図とかはその場で「異常ないですね~」とか言ってくれる。


視力、聴力、身長体重、問診などを経て、いよいよバリウム。前日の21時から何も食べちゃいけない。水も少しにしないといけない。ぜんぶ守って臨みました。


この時点で、バリウムは内視鏡(胃カメラ)を入れるよりはラクだろうと、なめてました。




1年前に胃カメラをやったときは、結構な大騒ぎでした。


わたしは嘔吐反射が強いので、人の数倍オエオエするんですよ。しかも眠ったままできる麻酔をかけると約束してくれたのに、意識が全然なくならず、眠ったままどころか暴れまわるわたしをおさえつけるようにして胃カメラを入れられました……。


涙とよだれでめちゃくちゃになり、胃をレ〇プされたように感じたのです。


このとき、もう胃カメラ嫌だと思って、次の健康診断からバリウムをやろう! と心に決めていました。


満を持してのバリウム。わたしはバリウム初めて。「バリウム」は液体の名前で、飲みにくいというのは人に聞いたりネットで調べて知っていました。ただ、一気に飲んでしまえば楽だという人もいるので、思い切って飲むぞー! と覚悟を決めていたんです。白いドロッとした液体を飲み下すのは、やってやれないことはないし。←深い意味ないからな



事件はバリウムの前に起こった

バリウム検査。

早朝から各種検査を受け、朝の9時をまわった頃でした。軽い問診を受けましたが、前日からの断食も完璧だし、水分もかなり控えて臨んでいるので堂々と問診に答えました。胃の動きを抑える筋肉注射も、かなり痛かったけど我慢して通過。


そのすぐ後、看護士さんが、わたしに粉薬のようなものを手渡してきます。粉末の、少ない量の薬でした。それとほんの少しお水の入った紙コップ。

(あれ? これがバリウムか? 想像してたのと違うぞ……?)


「お薬を舌の上にのせて、お水で一気に飲みこんでくださーい」

笑顔で言われたので、はーいと気楽な返事をして薬を舌にのせました。ふだん粉薬を飲むときは舌の下に入れ込んで飲むので、舌の上にのせるのは不思議な気分。フンフーン♪ 鼻歌まじりで水を飲むと、


ボワボワボワボワ!!!

口の中で薬が何倍にも膨らみました! 口の中にとどめておけない量になり、口を開けてしまい、だらしなく薬が口角からこぼれました……


「ああっ、ダメっ! 飲み込んでください!」
(セリフ的にはオイシイけどこの場では全然そんな余裕なし)


まさか吐き出すと思っていなかったのか、看護士さんはあわてて全部飲め! 飲み込め! と声をかけてきました……


しかし時すでにお寿司……


わたしの嘔吐反射は完全に刺激されてしまいました……


一旦「ゴク」と飲み込んだものの、オエッとなってしまい、置いてあるゴミ箱抱えてオエッとなるのをなんとかこらえ、上がってくる、飲み込むの繰り返しを続けました……地獄のような数分が過ぎました……


看護士さんも、そんな面倒な患者だと思っていなかったのか(わたしの前の男性は一瞬で飲み込んで、バリウムも即飲みして検査してましたから……)床にしゃがみこんでえづくわたしに「あらら……」という様子。

しかし慣れたもので、もう一人の看護士さんに情報共有し、場合によっては中止という判断をその場で出し、軽くさすってくれつつ「マジでやばかったら中止で良いかんな」と伝えてくれました。


薄れゆく意識の中で、

「胃をふくらませる炭酸だから、口の中でほっといたらそりゃゴボゴボするわw」
「ただの炭酸だから気を楽にしろ、胃はからっぽだから安心しろ」

等の情報が与えられましたが、バリウム検査はバリウムを飲んでレントゲンを撮るものという固定観念があったわたしには、何が起こったのか瞬時に理解できませんでした……


なんだよ……少しまずいバリウムを我慢して飲み込んですぐ検査じゃなかったのかよ……炭酸が口の中でふくらんで、それを無理やり飲み込む心の準備なんてできていなかったぞ……と涙がこぼれてきました。なぜ泣く!? と思うかもしれませんが、わたしはこのとき「せっかく断食して準備万端だったのに」「バリウムを飲む覚悟を決めていたから、大丈夫なはずなのに」という悔しい気持ちでいっぱいだったのです。


ボロ…ボロ…と涙がこぼれて止まりませんでした。


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嘔吐反射がおさまり、やっと話せるようになりました。肩で息をしながら、


「ふくらむ……知らなかった……バリウム……飲む…ます」


というバイオハザードの書き置きのような言葉を発し、なんとかバリウムを飲むところまでこぎつけました。


左手に白くにごった甘酒のような液体を持たされ、レントゲンの場所に案内されます。涙とヨダレでめちゃくちゃになりながらも、ふらふらと指示通りに歩きました。


看護士さんが(レントゲン技師さんだったのかしら……)別室に入り、スピーカー越しに話しかけてきました。

「左手に持っている紙コップの中身を、一気に飲んじゃってください。お水を飲むみたいに、一気にです。全部飲めなくても、最低半分くらいは飲み込んでください」

「わかりました……」


チビ……コク……(ほんの少し飲み込んだ)



ブォエエエエエエエエエエ!!!!

 

 

 

だめでした……


バリウムは想像以上にドロリとしており、一気に飲むなんてまず不可能。チビリと口に入れて少し飲み込んでみたけれど、のどのあたりで石灰が固まったようになり、のどの嘔吐反射がまた刺激され、白い液体にわたしは負けました……


その後もチビ、コク、ブォエエエ……をしつこく三回くらい繰り返し、涙を流しながらバリウムを口に含んで吐くのをこらえていると、



「貫洞さん……充分頑張りましたよ……」



とさきほどの看護士さんが肩を抱きに来ました。もう検査はしないのでしょう。レントゲンの機械から引き離され、紙コップを奪われました。洗面所のところに連れていかれ、今度は水をたっぷりと渡されました。


「バリウム、ほとんど飲めていなかったから下剤は出しません。お水を多めに飲んでください、便と一緒に排泄されます」


そんな説明がありました。


鏡を見てびっくりしました。


唇がバリウムで真っ白……
バリウムって、飲めないと固まるんだね……
泣き顔に真っ白な唇、お化けより気持ちの悪い女がそこにいました。


べそをかきながら口元のバリウムを洗い流し、水をたくさん飲みました。喉にバリウムが引っかかったような気がして何度か水さえ吐きそうになりましたが、泣きながら水を飲み続けました……




その後は子宮がん検診を受けて終わりましたが、膣に何か入れられたのなんて何も感じませんでした。全部膣から入れて検査してくれればいいのにと泣きました。膣はとても痛みに強いのに、口はまったくだめでした。


会計のとき、胃のレントゲンがキャンセルになったから会計が変わりますと言われました。もう何も感じませんでした。



胃カメラはつらいからバリウムで済ませようと思っているそこのあなた。


胃カメラがつらいなら、バリウムもつらい可能性大です。同じつらいなら、押さえつけてもらってでも受けられる胃カメラの方が効率が良いとわたしは思います。胃カメラなら、麻酔をかけてもらうとか鼻から入れるとか対処できますが、バリウム検査は自分で発泡剤とバリウムを飲み下さないといけないので、人の手でどうこうできる問題ではないのです。


同じ、前日の断食などの手間をかけるなら、胃カメラがおすすめです。


バリウムなんて、ゴク、パシャ、で終わるんでしょ? なんて思っている人に伝わると良いなと思います。

 

健康診断が徒労に終わった……というお話でした。視力が0.7あったことと身長が162センチになっていたのは良かったです。身長は、たぶん朝図ったからふだんより高かったのだと思います。ふだんの測定では161と言われます。



~追記~
※ここから下の話が入ります! 食事中の方は読むのをお控えください!



改行


改行



この日は異常に便通が良かったです。検査後数時間で、自然なお通じがきて、ものすごく気持ちの良い排便ができました。

あまりの気持ち良さに、肛門期の子どものように声をあげて「ああ、気持ちいい……」とぶるぶる震えていました。あんなに気持ちのいい排便は初めてです。ちょっと震えたので、もしかしてイッたのかな……

今回の健康診断で唯一良かったことは、この快感を味わえたことです。しばらく断食したことによる排泄の高まりと、炭酸を飲み下した刺激が功を奏したのだと思います。最近便秘気味だったので、半日断食と炭酸水一気飲みはこれからもやろうと思います。





★今日の過去記事★

 

嘔吐反射がマジで強いんです 

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胃を壊した経緯 

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便秘外来に通ったエピソード

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