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接客業はつらいよ! あけすけビッチかんどー日記!

昭和のメスの生き残りとして、ぎりぎりまで足掻く35過ぎ、おんな盛り。特技は人を愛することです。継続性はございません。

ビジネスホテルにしれっと泊まって癒されてきた話

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わたしはたまに、用事もないのにビジネスホテルに泊まる。何気ない平日の夜、たまたま自宅から1時間以上かかる場所で夜の食事をする機会があった時などに、しれっと泊まる。


宿の魅力は、価格と満足度のバランスで決まる。


安全の価値が高騰しない平和な国では、コストパフォーマンスという概念が幅をきかせる。7800円の宿と4700円の宿では、どうしたって4700円の宿に対して甘くなる。「まあいっか」と理由をつけて許していくのだ。「安くていいホテル見つけた!」という満足感欲しさに。

 


ある日泊まった4900円のホテル。そこは地方都市っぽい駅から10分くらい歩く場所にあった。まあ想像してはいたけれど、それなりに古くてそれなりにいろんな人が泊まっていた(笑)


しかし、漫画がたくさん置いてあるラウンジがあり、さらに禁煙ラウンジが別で用意されていたり、フロントの男性がずっと常駐していたり(愛想が良いわけではないが、根が親切って感じの人)、いろいろ安心感があった。この価格帯でこの安心は良いなあと思えた。


わたしはそのときどうしてもやらなければならない仕事があり、夜中の11時から禁煙ラウンジを使わせてもらった。作業のほとんどはパソコンで完結する。

 

その日はとても寒かったので、フロントの男性はわざわざ禁煙ラウンジの温度を確かめに来てくれ、本当は朝しか使わせていないコーヒーマシンの電源を入れて、自分の分のコーヒーを淹れはじめた。


「自分で淹れてね」

遠回しに、あなたも飲んで良いよということらしかった。

「わあ! この時間にコーヒー飲めるの嬉しい! ありがとうございます」

フロントの方はコーヒーを片手に持ってフロントへと戻っていった。それから1時間半、わたしは仕事をし続けた。そろそろ部屋で休もう……そう思いフロントを見ると、まだ戻ってきていないお客がいるようで(フロント内に連泊のお客様用、今夜泊まるお客様用のキーが並べられていたから、今夜の仕事はまだ終わらないのだろう)彼はまだそこに立っていた。


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※実際はもっと、人生の酸いも甘いもかみ分け、清濁併せのみますみたいな男性でした。




翌朝、無料朝食があるとのことで、わたしはいそいそとラウンジへ向かった。コーヒーマシンが「私を使って!」と胸張ってそこに鎮座している。(昨夜は布がかけられていたw)

その横にパンが盛られていた。このパンを、電子レンジであたためて食べろということなのだろう。なんだこの懐かしい感じ……。わたしがコーヒーとパンを食べていたら、大学生くらいの男の子がラウンジに入ってきた。律儀に「おはようございます」とあいさつしてくれた。もちろん返す。

ああ、ここはそういう温度感か。少しほっこりした。ますますそのホテルが好きになった。



そこでパンを食べていると、箱根のB&Bパンシオンという激安温泉宿(焼き立てパン朝食付きで一泊2000円のキャンペーンがあった。通常でも一泊3000円くらい)を思い出した。

タイのゲストハウスを思い出した。あそこはシリアルとミルクもあったな。コーヒーはインスタントのやつをお湯で溶かして飲むようになってた。

タイの小さな庶民派ホテルもあったな。朝食にビスケットやパン、簡単なサンドイッチセットが並んでいてね。早い時間に行くとサンドイッチが取れるので、ジャムサンドとハムサンドの入ったそのボックスを素早く確保し、ゆっくりとコーヒーを飲みながら、白人バックパッカーたちの会話に耳を傾け、あいさつをかわし、わたしはそのホテルを拠点として、タイの街歩きや夜のエアロビクスに興じた。


どのホテルにも、どのゲストハウスにも物語があった。


ホテルに泊まって、何も思い入れがないことは無い。ほとんどの夜に、物語がある。フロントの人がちょっと親切だったそのホテルも、そんなに行くことのない場所だけれど、あそこへ泊まって小説を書いたらはかどりそうなので、事務所へ行かなくても良い日に1泊、もう一度泊まってくるつもり。


わたしは衣食住なら、絶対「住」にお金をかけたい。


食べ物は普通でいい。わたしがよく外食するのは、

・たこ焼き(イートインのあるお店)
・小諸そば、富士そば
・吉野家
・サイゼリヤ(ガラガラの場合のみ)
・たまたまインドカレー、タイ料理の店があって値段が手ごろなら入る

こんな感じです。たこ焼きは、あったらなるべく食べる。だってわたしの家の近くにたこ焼き屋さんがなくて……なかなか食べられないんです。できたてが食べたいから、その場で食べられるお店がいい。ホテルに持って帰って食べてもいいけど、冷めちゃうから。

小諸そばと富士そばも、うちの近くにないから。味は小諸の方が好きだけど、コロッケそばを頼むなら富士そばの方がなんかいい。

吉野家はもう、鉄板。「並・卵」一択。

サイゼリヤは、レイトショーを観終わって遅めの夕食を一人で食べるときに使います。23時半を回るとすごく静かな店舗があり、そこを使っています。ソーセージ盛り合わせと小エビのカクテルサラダとかそんな感じでテキトーに頼みます。気が向いたらデザートもw

タイ料理やインドカレーのお店は、見つけてお客さんが1組以上入っていたら入ります。そんなに安いものでもないので、あまり頻繁には入らないです。



一人だとわざわざお酒を飲むこともないし、好きなことをしてホテルでダラーっとくつろいだり、時にはラウンジスペースで小説書いたりできる、そういう場所を求めています。

部屋以外に居場所のないホテルよりは、ラウンジがあるほうが好きです。


安いホテルだと、何か「お得!」と感じるものがあるとどんどん満足度が上がるんですよね。朝晩コーヒー飲めたから200円分お得! 朝食のパンが食べられたから200円分お得! カフェに行かなくてもラウンジでくつろげたから500円分お得! 実質このホテルは3千円ね! など、とにかく採点が甘くなります。安くて良いホテルは中毒性があります。