接客業はつらいよ! あけすけビッチさおりたん日記!

さおりたんは現代に生きる、不器用なジャンヌ・ダルクです。貞操観念はありません。お問い合わせはsaori0118ai2あっとまーくやふーめーるまで。

「出世したら管理職」っていう仕組みはもうやめないか?

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こんにちは、かんどーです。


わたしは今接客業をしています。その前は飛び込み営業をしていました。わたしの人生は、だいたいそういう「現場の最前線」で構成されています。


最近思うことがあります。


「現場の最前線」で働いていると、その場で求められるのは当然「数字」です。つまり、何件獲得したかを求められる世界なのです。その世界で、ものすごくたくさん獲得すると「出世」ができます。しかし、「出世」をすると「何件獲得したか」ではなく、「獲得できるチームをどう作ったか」が見られるようになります。

わたしはその流れがものすごくイヤで、最初から最後まで「完全歩合制」の営業マンをやめませんでした。管理職になりたくなかったのです。


だって、自分が売るのが楽しい、のであって、人を育てることが楽しいかどうかなんてわからないじゃないですか。わからないなら、楽しいと思える今の仕事を続けたい。そう思っていたんです。わたしにとって完全歩合の営業の仕事は、子どもがゲームするみたいな感覚でしたから。

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そもそも、ちょっとおかしいと思いませんか?

セールスの現場では「売れる人間」が評価されるのに、「売れる人間」が売り続けて、勝ち取れる席が「管理職」って…。


セールスが得意な人間って、変わり者が多いんです。ものすごく特殊な趣味を持っていて、そのために稼ぎたい人であったり、お金を稼ぐことにものすごく執着している人が多いのです。あとは借金のある人。意外かもしれませんが、営業の会社でトップを張っている人の中には、借金を返すために必死な人というのが必ずいます。

わたしは、借金はないけど「わずらわしい人間関係無く、ただ実力が評価される仕事」だからという理由でセールスを生業にしていました。つまり、人と接する仕事だけど人が好きではなかったのです。


そういう人たちが最前線を走り続けている現場で、「出世して管理職になりなさい」と呼びかけて、果たしてそれに魅力を感じるでしょうか…?


実は少ないんです。


わたしの会社でも、そういう「セールスキ〇ガイ」は何人かいます。彼らは「管理職になることに興味はない」と言います。出世には興味がないから、自分のセールスに対してきちんと報酬をくれというのです。

わたしはそういう人が好きです。

そして、管理職は、本当に管理職をやりたい人がやるべきだと考えています。


管理職って本当に大変です。人の顔色を見て、体調・考えていること・誰と誰の相性が良い、などを判断して、最適な指示を出さなくてはなりません。そしてどんな指示を出しても、動かない人もいるし、それにやきもきしなければいけない。


わたしはそんな生活には耐えられないと思いました。毎日販売ノルマを課せられるのは耐えられます。だってそれがわたしの仕事だから。でも、長期にわたってある集団をコントロールするなんてとてもできない。そんな仕事についたら、きっとわたしは死んでしまいます。



わたしは、営業やセールスの世界では、「出世して管理職」という道と「出世してプロのセールスマン」の道、二つ用意すべきだと思っています。

管理職がやりたい人にはもちろんやってもらう。でも、プロのセールスマンを貫きたい人には、思いっきり人生賭けてセールスをきわめてほしい。


そんな願いをわたしの周りだけでもかなえるため、わたしは今日も、小さな会社をやっています。この会社は、社長も現場にでてオッケーです。社長は管理職ではなく、セールスのプロとして食べていきたい人です。自分のセールスを磨くことが何より楽しくて、営業と接客業を交互に強化していく生活がとても気に入っています。


仕事が何より楽しいです。「社長は現場に出るな」と言われて現場に出なかった時期、わたしは鬱になってしまいました。管理職の仕事は本当につらかったです。。仕事が終わったら自由な時間がほしいのに、現場のスタッフは仕事が終わるなりわたしに電話をかけてきて、改善要求をしてきました。

わたしは自分が体験していない現場の改善要求をつきつけられても、どうやって改善したら良いのか、まったく思いつきませんでした。視察に行っても、何もわかりませんでした。人によって見方がちがうので、話を聞けば聞くほど現状がわからなくなって混乱しました。


もう死のう、と思って旅に出て、現場中心の生活をしていたら、何が功を奏したのか、ものすごく仕事が楽しくなりました。現場楽しいいいいい。仕事に行きたくない日なんてないんです。週4日現場、どんとこい。


現場にいると、確かに改善要求を管理職にしたくなる気持ちもわかりました。しかし、その現場のことは自分が一番よく知っているのだから、自分が動いて改善していくことが効率が良いと思いました。わたしはそういうスタイルで仕事をして、ほかのスタッフにもそれを求めてみました。

「自分の現場の改善は自分で考えて、自分で実行しよう」

そうなってから、一人一人の出力がかなり上がった気がします。いや、もともと出力高かったんだけど、改善要求を管理職に言う、という風潮がなくなったんですね。



わたしは、だめな社長です。


それでも思います。

「現場では売れ売れ言われて、必死にやってやっと出世したら、管理職になるしか道がなかった」

これはセールスが好きな変態にとっては苦痛なんです。出世して管理職をやりたい人ばかりではないんです。生涯現場でセールスしていたい人もいるんです。それをきちんと認めて、評価して、体力に合わせて現場で働けるようにしたい。管理職以外の道もあるって示したい。


模索中だけど、わたしが生きているうちにやりたいことの一つです。

セールスを仕事にする人に、新しい未来を切り拓くこと。



それじゃあ、また明日!


★今日の過去記事★

販売に目覚めたきっかけのひとつを書きました。 

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わたしが「いつか店長になってみたいなあ」と言った瞬間めちゃくちゃキレられた件。

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接客業は「楽な仕事」じゃありません!

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