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接客業はつらいよ! かんどーのよもやま日記!

趣味はスポーツクラブでグループパワーに参加することと走ることです。仕事は接客業です。しばらく下ネタは封印します。

ダッチ・ワイフとキャバクラのお客さんの話

少しえっちな記事

 


こんにちは! あなたの貫洞です。(誰のだよw)



先日「ダッチ・ワイフの型取りモデル」を募集していて、応募するか真剣に2時間悩みました。わたしのかたちをした人形を抱いてくださる方がいるなんて、すごく素敵です。生まれ変わったらダッチ・ワイフになりたいです。


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むかーし、むかし。

わたしはキャバクラの客引きのバイトをしていました。小さなお店(小箱っていうのかね)だったので、すぐにお店は満席になっちゃう。満席だと次に席と女の子が空くまで客引きは仕事が無いから、外で客引き仲間とコーヒーじゃんけんして、誰かにおごってもらったコーヒー飲みながら煙草吸ってた。(わたしは6年前までたばこ吸ってた)



エクステ付けた茶髪を高い位置でポニーテールにまとめて毛先を散らし、派手な化粧をして、立ったまま美味しそうにコーヒーを飲み、煙をくゆらせていたんだ。煙の先を見上げれば、都会の空でもひとつかふたつだけ、星は見えていたよ。


道行く人がわたしたちにどんな目線を向けてるかなんて関係なかった。そのくらいあの仕事は楽しかったんだ。独特の決まりごとやマナーみたいなのがあって、洗礼もたくさん受けたけどね。


そしたら契約してるお店(キャバ)から携帯に電話がかかってきた。お客さんがどうしてもさおりちゃんと飲みたいからちょっとだけお店に戻ってきてって。こんなことはめったにないから、客引き仲間に自慢してお店に戻ったんだ。


お店に戻ると、さっき客引きした元気のいいお兄さんたちがすごく楽しそうに飲んでる。このお店は小さいけどアットホームで、女の子たちもみんな本当に人が好き、仕事が好き、ワケアリじゃなく普通の子って感じで、キャバクラなんだけど全然それっぽくない女の子ばっかり。客引きして入ってくれたお客さんがみんな「楽しかったよ!」って言ってくれるのがわたしの喜びだった。わたしはこのお店が好きだったんだ。


店内を見回すと、さっき客引きしたグループのお客さん。そのお兄さんたちの中で一人だけ、なんかつまんなそうな顔してる人がいて、わたしを呼んだのはその無骨なお兄さんだそうだ。




わたしはお兄さんの足元にしゃがみこみ、話しかけた。あまりの仏頂面に、もしかしてクレーム?   なんて一瞬だけ考えた。

「呼んでいただけました?」
「うん。隣、座ってくれる?」
「…いいですよ」
「ほんとは接客する人じゃないんだよね、ごめん」
「そうですね、あまり接客はしてないんですけど、せっかくですから!」


お店の女の子が優しく気遣いをしてくれて、わたしの分のドリンクもお客さんに頼んでくれて、わたしも交えてみんなでカンパイした。キャバクラっぽい雰囲気に、ドリンクに口をつける前からわたしは酔った。お兄さんは、ワイワイした空気にうまくなじめなくて、客引きの女の子と話してみたいって、単純にわたしに興味を持ってくれたようだった。


わたしはお兄さんとの話に集中した。お兄さんは、詳しく言えないけどとてもめずらしい仕事をしていて、日本と海外を行ったり来たりする仕事をしているひとだった。その場のお兄さんたちはみんな同じ仕事の仲間で、だから彼女がなかなかできないって言ってた。

お兄さんの仕事にすごく興味があったわたしは、いろんな質問をした。寒い国ってどうなの? 暑い国は? ねえ、今度はどこにいくの? いつ行くの? 仕事仲間、仲が良さそうだね、なんかいいね! お兄さんはどんどん笑顔になっていって、言葉少なにぽつぽつと答えてくれた。そのすべてが、わたしには新しい世界で、わたしは無骨なお兄さんのことを、たった数十分で大好きになっていた。


帰り際、みんなはもう帰り支度をしてるのに、お兄さんだけ帰りたくないって言い出した。仲間のみんなは「こいつが女の子気に入るの珍しい!」「しかも客引きの子!w」って冷やかしてたけど、お兄さんは開き直って「好きになっちゃったんだよ!」ってデカイ声で言い放ってた。みんな笑顔。この日はこれで終わった。




…ここから、お兄さんとわたしのちいさなストーリーが始まりました。


お兄さんは何か月も海外に行って帰ってこない。だけど帰ってくるといちばんに電話をくれて、お店に来てくれるようになりました。ほんとうに特例で、このお兄さんだけはわたしが接客をしました。お兄さんは仕事場では中堅の位置にいて、仕事もできる人らしく、帰国すると毎回大勢引き連れてお店に来てくれるようになりました。お店としても、ここまでしてもらったらわたしが接客することくらい許してもいいかな、となったようです。そもそも小さいお店だから、何事も相談して決めていたしね。


わたしはお兄さんと同伴をしたことも何回かありました。ずっと話をしていたり、あるときはただじっと見つめあっていることもありました。お店でも飲みすぎることはなくて、本当に、会いに来てくれているんだと感じました。


最後はわたしがお店をやめちゃう(正確には客引きをやめる)っていうことで、このお兄さんとの関係も終わってしまうのだけど、このお兄さんはダッチ・ワイフを持っていたそうです。海外でどうしようもないときに使うのだとかw



…せっかくだから、見せてもらえばよかったな。ダッチ・ワイフ。



愛の形はひとつじゃないし、いろんな愛があるのだと思う。愛の炎は、最初は静かに燃える。心の中だけで青白く燃え、起きている時間のほとんどを「愛」で埋め尽くそうとする。そうやって静かに燃えながら、やがて炎はからだへと燃え移ってくる。青白い炎だったそれは、赤々と燃え上がる灼熱の炎へと変わっていく。そして体の熱をもてあまして、ひとは思う。「あの人とセックスしたい」と。



わたしはお兄さんとセックスをしませんでした。しても良かったんだけど、お互いなんとなく、手をつなぐ以上の関係になるのが怖かったのです。


お兄さんは、ダッチ・ワイフといっぱいセックスをしたと思います。




もう一度会えたら絶対、ダッチ・ワイフを見せてもらいたいです。


それじゃあ、また明日!



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