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接客業はつらいよ! かんどーのよもやま日記!

趣味はスポーツクラブでグループパワーに参加することと走ることです。仕事は接客業です。しばらく下ネタは封印します。

そろそろ雇う人、雇われる人という概念を変えないか?

生き方・働き方 起業・会社経営

 




こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。

先日、WADA ICHIROさん(id:yumejitsugen1)のブログを読みました。

kyouki.hatenablog.com

 

この記事を読んで、部下の立場と管理職の立場両方を経験した者として、ある結論に達したので書きます。




■雇う人、雇われる人という概念を変えないか?

雇う側には雇う側の事情があり、雇われる側には雇われる側の事情がある。企業がやってほしい仕事と本人のやりたい仕事が異なるのは不幸なことだが、そういう波を上手に泳ぎきってスキルを高めた人が、いわゆる「のぼっていく人」だ。


中にはかわいそうな人もいる。特定の能力が突出して高い、または能力が高いのだが安定した結果を出せない人だ。そういう人はなかなか「雇用主」や「マネージャー」の要望を満たせない。雇用主というのは安定してヒットを飛ばせる人材を求めており、マネージャーは部署の中でうまく立ち回って全体最適を一緒に考える人材を好むからだ。


そうなると結局、

・安定して顧客と付き合える、「問題を起こさない」人
・突出した能力は無いが、「チームの中でうまく立ち回れる」人
・マネージャーにとって「安心して仕事を任せられる」人

こういう人材が「優秀な人材」として扱われる市場の中で戦うことになる。この3つを満たすには、自分の突出した能力を殺してでもチームのために尽くしたり、細部にこだわらずに全体最適を常に考える「ロジカル脳」で冷静に動かないとだめだ。


しかし、そうなると「出世すること」は「能力の五角形をまんべんなく最大まで伸ばす」ことに近くなってしまう。正確には、そこに「その企業の理念や文化を取り入れた六角形をまんべんなく最大まで伸ばす」ことになる。

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※図はイメージです



■突出型人材だけで起業した

ここで話は弊社のことになるが、弊社は私を含め、「突出型人材」が9割を占めている。全体最適を常に考えて気を回しているのはマネージャーとバックオフィス数名だけである。クライアントと接する「営業」や現場で働く「販売員」はほぼ全員「突出型人材」だ。


会社としてまとまりがあるか? と聞かれると答えはノーだ。

しかし、超前向きなノーなのだ。うち結構面白い会社だと私は思っている。突出型人材が入社する理由も、退職する理由も面白いのだ。



■突出型人材ばかり集まるとどうなるか?

まず、弊社の突出型人材の特徴をあげてみよう。

・基本的に自分を強く持っており、自分の意見を曲げない
・興味や好奇心、向上心が仕事のモチベーション
・常に全力投球、ペース配分が下手
・人を使うのが苦手、自分でやった方が早いことは自分でやってしまう
・その分野で一位になりたがる

こんな人材だけで会社をやっていること自体が奇跡なのだが、弊社の場合は一人一人案件を担当し、案件にあった方法で販売促進を行ったり自分自身が現場に立ったりするので、実はあまり協調性や社内チームワークの必要がない。

クライアント様とは契約期間中は密に連絡を取ったりチームワークを発揮することもあるが、社内では自分の仕事は基本的に自分で完結させる。(もちろん問題解決方法を共有するし、ノウハウは蓄積していくが、それを案件に使うかどうかは担当者の裁量に任せる方法だ)


そして、この人材は案件を複数並行でこなせるレベルに達すると、独立志向が高まる。身近に起業している人(私)がおり、その人物が別に特別でもなんでもなく、ただ思い切りが良いだけの人間だと知ってからの彼らの行動は、早い。

休日や就業後の時間をすべて「起業準備」に充て、別分野で起業していくのだ。なぜか同じ分野(携帯販売コンサルタント)での起業はしない。私に悪いと思っているのか、この仕事に未来を感じないのか、そこは人それぞれだが、とにかく同業にはならない。異業種の派遣会社をやりたがる人も多い。(これは危険過ぎるので止めることもある)


しかしながら、退職理由の7割が「起業」というのは結構面白いと思う。少しでも、よくも悪くも刺激になったのなら実はちょっとうれしい。



■国民総事業主制を願う

別に政治的にどうこうというわけではないが、私の考えとして、派遣法改正だの何だのと「雇う側」「雇われる側」がいることが前提の法律をこねくり回すのはもういい加減やめていいんじゃないかということだ。そんなに雇われて働くことが「安定」で起業が「不安定」だろうか?

こんなにコロコロと法が変わる国で派遣で働く方が不安定に思えてしまう。

もちろん、一定期間を過ぎたら正社員になれる「紹介予定派遣」は別。あれは一種の採用活動だから。紹介予定派遣は、正社員への道がきちんと出来ている。その会社に入りたいと思う人にとって素晴らしい話だ。

しかし、生涯派遣の可能性もある一般の派遣でもし少しでも不安を感じているのなら、いっそのこと名刺を作って自分の能力の突出した部分を市場に出してみたらどうだろうか。webデザインでも、人を集めるでも、企画を売り込むでも、結構人の能力の最大値をたたき出すとお金になるものだ。

お金にならなかったらやり方を変えればいいし、お金を生む力が自分にまだ無いとわかったら、その時点で何かしら「つなぎ」のアルバイトや派遣をすればいい。とにかく、自分の能力を市場に出して売る、という頭になってほしい。


そんなことになったら弊社は無くなってしまうかも、と思うが、そもそも弊社は役員全員が「自分の力で戦っていける会社」だ。規模が小さくなっても、採算が合う仕事をしていけばいいだけだ。



■まとめ

突出した能力があるのに、組織の中で動こうとして小さくまとまろうとしている人へ。

もったいないから一度試してみたほうがいい。その能力が小さくまとめてしまっていいものかどうかを。能力開発と引き換えにしても良いほどに今いる会社における「立場」が重要かどうかを。


わたしは、国民総事業主制になって、ベーシックインカムを導入すべきだと思う。すべての人が最低限食べていけるお金を、社会に出ると同時に受け取れる仕組みだ。社会に出てすぐ「年金暮らし」のような生活もできるし、すぐにお金にならない仕事や能力開発に時間を費やすこともできる。

そもそも、体の自由がきかなくなってから毎月の生活費が支給されてどうなるのだ。動けなければ命をつなぐことだけにしか「年金」は使われない。若い人にもベーシックインカムで一定金額が入る仕組みになれば、若さという最大の武器を使って超優秀な人材がたくさん生まれるはずだ。


もう、雇う側、雇われる側という概念を前提に話すことを変えないか。自分の能力で自分が食べていけるように市場を開拓していく…という概念も含めて話がしたいと私は思う。




…固苦しくなっちゃいましたが、たまにはこんなかんじで。


それじゃあ、また明日!




☆今日の過去記事☆

 

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