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接客業はつらいよ! かんどーのよもやま日記!

趣味はスポーツクラブでグループパワーに参加することと走ることです。仕事は接客業です。しばらく下ネタは封印します。

☆書評☆個人的にビリギャルより面白いと思った小説を紹介します

読書

 




こんにちは。仕事は接客業、趣味はランニングと読書の貫洞です。


さきほどこちらのブログを読んで、わたしなりにビリギャルについて少し考えました。




ちょっと前に本屋でまとめ買いをしていたとき、ビリギャルの映画の予告編がエンドレスで流れていました。ああ、あの本映画化されるのかと思って何気なく通り過ぎました。

一応わたし、ビリギャルは読了済みです。実際わたしも底辺高校で勉強まったくできなかったので、興味があったのです。わたしも慶応行きたかったなーとか思いながら。(←w)


読了当初は、別にビリギャルに対して何の思いも無かったんです。「読んだー! やったなさやか!」くらいの感想。でもチルド様のブログで「ビリギャルがくれた絶望」「手に入れたのは学歴」という表現を見て、あっそこだ! そこがわたしに「刺さらなかった」理由かも! と再度、ビリギャルについて考える機会となったのです。


そもそも「ビリギャル」っていう本は、勉強論というか、0から勉強を教えて「基礎知識」を身につけさせ「受験で戦える戦士」にまで彼女を鍛え上げるストーリーです。序盤は特に面白い。「聖徳太子」を「せいとく・たこ」って読んだりw



ここで比較として出したいのが、数年前に読んだこの本。

林真理子著 「下流の宴」 

下流の宴

下流の宴

 

 

この本は、ビリギャルとアプローチこそ違うけれど、物語の佳境では同じような内容が出てきます。学力0の子が信じられないレベルまで持っていく、鳥肌ストーリー。(今思い出しただけで鳥肌立ってます)


林真理子さん、すげえなって正直思いました。この本で何度泣いたか。
気になった方は、商品説明の「内容」とレビューだけでも見てみてほしいです。


ビリギャルと違うところは、「下流の宴」のヒロインはとことんお金が無いってこと。だから塾や家庭教師じゃなく、通信教育で学ぶのです。(わたしもお金なくて夜間の短大行ってたからすごく共感した)



事の発端は、上流階級を自認する家庭の息子、翔とフリーターの珠緒がつきあっていたこと。翔は母親に珠緒を紹介しますが、「こんな娘と結婚したら、我が家が下流になってしまう!」と母激昂。それを聞いて珠緒さらに激昂。

「じゃあ、私が医者になったら、認めてくれますか?」

と啖呵を切ってしまいます。あなたにできるわけがないわと一笑に付されるも、珠緒はガチ本気。

通信教育という手段を使って学び始めるのですが、当然一筋縄では行きません。ある一定ラインまでは順調に学力が伸びますが、壁にぶちあたります。その時の彼女の落ち込み方がすごい。近くで支えてくれる人はいるにはいるけど、そのレベルに達した彼女の落ち込みを救える人はいない。

でも彼女には、無理やりこじ開けようとする胆力があったんです。通信教育の添削教師も、珠緒の熱意に動かされて勉強の本質と醍醐味を珠緒に伝えていく。もともと優しくて強い子だという描写はあったのですが、勉強の場面でもそこが一ミリもブレない。むしろ彼女のような子にこそ、勉強って有益なんじゃないかと思わされる的確すぎる描写。


衝撃のラストは多分想像をはるかに超えたところにありますから、ぜひ読んでほしいなと思います。あー話したい。(←w)


この本はもっともっと世の中に知られて、読まれていい本だと思います。わたしが本屋ならビリギャルの隣に並べたいwww あわせて読みたい! ってwww



【個人的所感】
一気読み度・・・★★★★★
エンタメ度・・・★★★★★
社会派度・・・★★★★★
女性向け度・・★★★★☆
泣ける度・・・★★★★★
笑える度・・・☆☆☆☆☆
考えさせられる度・・★★★☆☆

おまけ
人生が変わる度・・・★★★★★



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下流の宴の珠緒ちゃんはさ、勉強のために勉強したんじゃなかったんだ。

勉強の先にある目的を、勉強しながらちゃんと見つけてた。彼女の美学は、勉強する前とした後で少しもぶれていなかったんだ。珠緒ちゃんはもともと周りの人を幸せにできる子なんだけど、彼女が勉強をして広い世界を手に入れたことで、幸せにできる人の数が増えたの。

そこが良かったんだよね。



では、また♪

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